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9分の音声配信に初挑戦

顔出しならぬ、声出しをしてみました。

いやー、緊張した。

ただ一人で喋るっていうだけなのに(しかも録音中は誰が聞いているわけでもなく、失敗したら削除すれば良いし、何度でも録れる)何でこんなに気合いが必要なんでしょうね。

普段も誰かと喋ってるわけで、別に声を出すのが珍しいわけでもないのに。

私だけですか。皆そうなのかな。
仕事や趣味にもよるか…。大して気負わずにフリートークができる人もいるのでしょう。

ただ、一人で淡々と喋るって、独特です。
私はつくづくソロYouTuberにはなれないなぁ、と思うのです。笑
チームで動画を作るなら、楽しそう。だけど一人で企画して、一人で自分を撮影して編集して…というのは、私には向いてないような気がします。

今回は、声だけなので、動画とはまた趣がだいぶ違いますけれど。

ライブならまだしも、録音して配信となると、さすがに一度、自分でも聞き直すわけで。これが恥ずかしい…、

あの、普段は自分の声って聞かないじゃないですか。自分で聞いてる自分の声って骨を通じて聞いていて、それと他人が聞いている声(録音した声)って違うと言われてますよね。

それが、恥ずかしさの一つの原因かな…とは思います。今さら、自分の写真を見て恥ずかしくならないのは、ある程度見慣れているからでしょう。でも、動画だったり録音だったりは、芸能人でも無い限り、撮ること自体が珍しいので、慣れていない。自分で客観的に自分を見ることになるので、恥ずかしい。

少しよそゆきの自分というか、
他人から見えてる自分。

自分って、こんなんだっけ…?と思うと、照れてしまって、直視できなくなる。

私は特に、

声で話すということに元々コンプレックスを持っているタイプでした。他人に話しかけるのが苦手だった時代がある。だから結局、こうやって文章を書く方が気楽なのです。自分のペースで、何度でも書き直せる。

リアルタイムじゃないから、文章は時間という概念とは少し離れたところに存在しているように思います。読み手も、自分のペースで読める。ゆっくり読むも良し、斜め読みするも良し。気になるところを何度も読むも良し。それぞれの人にとって心地よい時間の流れの中で作品を味わうことができます。

だけど音声は違う。再生速度が変えられるとはいえ、勝手に流れていってしまう。発信する側としても(何秒も黙ってしまったら聞き手を不安にさせてしまう。放送事故になっちゃう…)みたいな焦りがどこかにあるので、一旦始めてしまえば最後まで喋り続けなければいけない。という少し強迫観念みたいなものがどこかにあって、頭が真っ白になると焦ってしまう。時間に追われながら、誰かに急かされながら喋るという感じが私はきっと苦手なのです。

友達と会話している時は別。黙ってもいいし、相手の反応にもよるし。自分だけが話すわけじゃないから。でもラジオ配信は一人。声しかない世界。黙って微笑むという技は通用しない。笑 笑うにしろ泣くにしろ、何か声を出さなければ何も伝わらない。

ライブ配信を始めたら、コメントをもらえるようになって、そうすれば双方向コミュニケーションのようにできるから、気楽になるのかもしれないけど。

そういうのもあって、今までツイキャスなどにも手を出さずに来ました。声を出すのは恥ずかしい…。リアルタイムで喋るとか、声で配信は無理…。そう思っていたけれど。

新たなことに挑戦したい好奇心も、同時にいつも持っているので、今回は手を出してみました。

私、だから電話も苦手。できればメールやLINEで済ませたいタイプ。よほど心を許している相手や、明確な要件がある場合じゃないと、自分から電話はかけませんし、相手も忙しいかもしれないし、早く切らなきゃ…って焦ってしまう。音声のみコミュニケーションというのは、やっぱり独特なのです。

学生時代。皆がフリートークをしている。私は何を話せばいいか分からないから黙っていた。だけどテーマによっては話したくなって、興奮して話し始めて「めっちゃ早口ですね…」って笑われて。確かに、自分でも何を言っているのか分からない。そんな経験があるからこそ、人前で話すのはどちらかというと苦手。

でも、心底嫌いなのかというと、今はそうでもない。塾講師もしていたし、社会人向けの交流会や分科会?で、前で発表したりもして。

話すのは難しい。
だけど、面白い。
文章を書くのとはまた違った奥深さや魅力が、そこにはある。

それもわかるから、挑戦したい気持ちもあった。

そして、新たなことをするというのは、大きな刺激になる。私の心も動かす。また、知らなかった自分を知る一歩になる。

そうやって、新たな風を自分に吹かせると、創作活動は捗る。

よく考えたら、別に何を話しても良いわけで、ラジオ配信なのだから、ゆったり挨拶して、コメント返しながら笑ってるだけでも良いわけで。気負わず始めてみよう…と一歩踏み出したのでした。

声という個人情報は、リスクがどこまであるのか微妙なところ。顔写真ほどは拡散されにくい。再生する人も限られるだろうし。でもリアルな知り合いが聞けば、きっと私だと分かる。そういう微妙な情報を含んではいる。

好評だったら、これからも続けてみます。ラジオ。

これ楽しいかもしれない。


もう一つ更新しました。「セラピストを始めたキッカケ」眠れない夜に、ラジオ収録というやることが出来たので、最近は充実してます。


ありがとうございます、また書きます。思い出したら、また読みに来てください✨