2つの視点から考える上手な理美容師
前回の続きです。
もう少し上手い人はどんな人なのかを考えてみました。
今回はお客様からの目線と業界からの目線、
2つの視点から考えてみました。
共通点もあります。
お客様から見た上手とは?
当たり前ですがカットが上手な人です。
お客様自身が感じる手入れが楽、仕上がりがキレイ、翌日以降まとまってる、バランスがいいなど、色んな要素が組み合わさって上手だと感じると思います。
プロから見た上手とは?
展開図(設計図)を書いて寸分の狂いもなくカットできる人、そして、早く作れる人を上手な人だと思います。
プロがスタイリングをした仕上がりが完璧かどうかで上手さを評価しがちになります。
もちろんお客様に似合っている事が最低条件です。
共通点
共通点はやはり技術力。
お客様とプロの上手さは少しズレていると思います。
お客様が「イイ」と思うヘアスタイルと、プロが「イイ」と思うヘアスタイルに多少ズレが出てくることがあります。
もし、どちらかを優先するなら、
お客様目線を意識した方がいいと思います。
いかにお客様をどれだけ大切にするかです。
最後に
2つの視点からの上手さが、高い水準でバランスよくあれば更にいいと思います。
どちらも大切な事です。
もう一つ大切な事があります。
いくらカットや技術が上手くても、あまりに好みとかけ離れていると、それはそれで「上手くない」という評価にもなってしまいます。
人間性も技術と同じぐらい大切です。
ご存知かもしれませんが、現役の理美容師さんには重要なことだと思います。