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【就活に差が出る】社会人生活へ直結のスキルが手に入るアルバイトの選び方

生活費やお小遣いを稼ぐアルバイト。学生のうちに、一度はやっておきたい経験です。どこでバイトしようか考える時、あなたは何を参考にしますか。

先輩の紹介、給料がよかった、希望する時間だけ働ける・・・などなど、
単にお給料をもらえるだけでなく、意識ひとつで、大学だけでは学べないリアルな社会人スキルが手に入ります。

今回は、就職や社会人生活で役立つどのような力が身につくか、アルバイトの種類別にまとめてみました。

伸ばしたいスキル別!6種のアルバイトの特色

|①飲食系アルバイト:コミュニケーション能力・臨機応変な対応力

ファミレスや飲み屋、カフェなどは求人が出ていることも多く、身近で選びやすいバイトのひとつですね。始めやすいアルバイトの定番とも言えます。

働いているのは、アルバイトとして雇われる学生のほかに、勤務先の社員やパート従業員など、雇われ方が異なる様々な年代のスタッフのはずです。

また、勤務するお店の業態によっては接客する客の年齢層も、同様に異なる場合が多いのが飲食系のバイトの特徴です。幅広い年代のスタッフと連携をとることが求められて、学生同士で話す普段以上に「コミュニケーション」の取り方を意識できます。

こなす業務には一定の型がある中、食事をするたくさんのお客様を前にして<人に対するとっさの対応力>を磨けるチャンスです。

|②販売系アルバイト:丁寧な言葉遣い・あいさつ

対応力の幅が広がるバイトといえば、コンビニやス―パーマーケットなど、レジカウンターで接客を行うタイミングも多い、販売系のアルバイト。

作業として会計対応をするのではなく、自然で明るい笑顔や挨拶、相手に見合った言葉遣いで、丁寧な受け答えが求められます。

丁寧語・尊敬語・謙譲語は、国語の授業などを通じて学校で基礎を学ぶ機会はあったはず。しかしながら、これらの言葉遣いは、実際に意識して使う機会こそあまり多くなかった人もいるはずです。

適切な言葉遣いを体得したり、また明るく素早いあいさつを発したりして、好印象を相手に与える意識づけ・習慣を身につけられるチャンスです。

|③事務系アルバイト:パソコンスキル・電話応対

店頭対応の多い、飲食系・販売系バイトよりも「会社」の雰囲気を味わいながら、就職を意識できるのが事務系のアルバイトの特徴です。

データの出入力や書類の作成などで、パソコンを扱う作業が多ければ、パソコンスキルが身につきます。ひと通りの業務に慣れた頃、ExcelやWordなどのソフトを扱う資格(MOS)などでレベルアップしておくのも、学生のうちから周りに差をつけられるのでオススメです。

電話応対は、会社に就職したばかりの新人が、最初に求められる場合の多い業務です。相手の表情が見えない分、対応時に自然と意識しなくてはならないことが増えるコールセンターでの経験で慣れを蓄積できるでしょう。

アルバイトの目標次第で<一石二鳥>の経験に

アルバイトひとつとっても、給料を得るためだけでなく「ビジネスマナーも身につける」「できること/得意なことのレベルを高める」といった目標を設定することで、一石二鳥の経験になります。後半3つも見ていきましょう。

|④営業系アルバイト:柔軟性・ストレスコントロール力

店頭に立って販売したり、電話口で商品やサービスの概要を紹介したりする「営業」系のアルバイト。販売系アルバイトと違って、相手の方からいらっしゃるお客様の応対よりも、こちらからの働きかけが求められます。

正しい情報を伝えて相手を惹きつけられるならば、マニュアル通りの型をベースにしながら自由に働きかけてよいのが、営業系のアルバイトの特徴です。相手の反応に対する切り返しや、さまざまな勧め方を豊かにすることで、柔軟性を磨けるチャンスです。

相手から反応してもらえなかったり、真正面から拒否されたりして、対応が思い通りにいかないこともあるかもしれません。感情の起伏も起こるような場面があっても、見方を変えれば降りかかる「ストレス」への耐性がつくととらえることができます。アルバイトのうちから経験できるのは貴重です。

|⑤イベント系アルバイト:観察力・遂行力

短期や日雇いで勤務する場合が多く、業務の内容を、即座に覚えて対応していかなければならないイベント系のアルバイト。

教わった最低限のことををアルバイトの全てとせず、環境や周囲の動きをよく観察して対応していく力を身につけることができます。

人手や目配りが足りていない部分へ動いてフォローしたり、状況を自発的に報告・連絡・相談したりして、催しそのものや業務全体がスムーズに進むように遂行していく経験が出来るので、時間にゆとりがある時は単発でも勤務ができるアルバイトを探してみるのもおすすめです。

|⑥専門系アルバイト:実践力・現場経験

将来、進みたい道が明らかになっているならば、就職したい業界の仕事内容を知れる専門系アルバイトで業務を実体験してみるのもいいですね。

たとえば、先生になりたい人が「塾の先生」「家庭教師」で生徒を相手にする経験を積んだり、エンジニアやプログラマーになりたい人がIT・ベンチャー企業で学生エンジニアとして、プログラミングのアルバイトをしたり。

リアルな仕事内容を詳しく知ることができますし、自分がその仕事に向いているか、継続してやりたいことなのか、アルバイトを通じて考えることができます。学生なりに現場を見聞きして、将来像を持った上で就活に臨めば、説得力が増してチャンスが広がりますよ。

まとめ

いかがでしたか。大きく6種類のアルバイトから得られるスキルや経験、そして就職にどのように活きるかという視点でピックアップしてみました。

アルバイトを通じても、目標に向かって困難を乗り越えたり、達成感を味わったりできれば、それは自分だけの経験として話せる、自己PRの材料になって就活に役立ちますよね。

そして、稼いだ貴重なお金は有意義に使えるように、また就活対策・選考サポートが受けられるシンミドウの就活エージェント+の活用で時間も上手く使うことで、アルバイトを続けながら就活にも備えていきましょうね。