医療リハビリでも教えてくれない、椅子からの立ち上がり方
膝が痛いから椅子から立てないんじゃない、立ち上がり方が悪いから膝が壊れる
一般的な椅子からの立ち上がり方(出典 by ChatGPT)
椅子の前方に座る:背もたれに寄りかかるのではなく、椅子の前の方に腰掛けておくと立ち上がりやすくなります。
足を肩幅に開く:足を肩幅に広げ、地面にしっかりと足裏をつけます。膝が90度になるように調整します。
つま先を少し前に向ける:つま先を少し外側に向けると、立ち上がる際に安定感が増します。
手でサポートする:椅子の肘掛けや座面に手を置いて、腕の力を使って上半身を支えます。テーブルや他の安定した物を掴むのも効果的です。
体重を足に移す:上体を少し前に倒しながら、体重を足に移します。このとき、膝を前に押し出さないように注意しましょう。
足の力で立ち上がる:膝を使わず、太ももやお尻の筋肉を使って立ち上がります。手で少し押す力を使ってもOKです。
以下が私が指導、実践している、椅子からの立ち上がり方
椅子は深く座る:おしりを後ろに突き出すように深く腰掛ける(腰痛予防になる)。
お尻を前にずらす : 座面を手をつき、おしりを前方に押し出す。
足を肩幅に開く:足を肩幅に広げ、地面にしっかりと足裏をつけます。膝が90度になるように調整します。
どちらかの足を後ろにさげる:下げた足の踵が浮くくらいまでさげる、見た目は座位のクラウチングスタート。
立ち上がり動作:下げた足は後方に蹴る(床を後方に押す)、一方の足は床を下方に押す。
斜め上方(前方)への力が発生:両足を揃えて立ち上がるよりも、小さな力で立ち上がることができる。
水泳競技のスタートも最近はクラウチングスタートになっています。
水泳競技も陸上競技でも、全身の力を集中することで最大の瞬発力が出せるのだと思います。
最大の瞬発力は必要としませんが、普通の立ち上がりより楽に立ち上がれるということは、残っている力を別のことに振り分けることができます。
立ち上がりながらバランスを取る、立ち上がりながら方向転換する、膝に負担をかけずに立ち上がることが出来るようになれば、膝の痛みも徐々に軽減されていくでしょう。
日常生活のどんな場面でもこの立ち上がり方は有効です。
慣れてくれば軟らかいソファーでも使えるようになります。
ぜひお試しください。
解りにくいとのお叱りがあれば動画を撮って投稿します。