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ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)って言われても答えられない
今回のマシュマロはこちら。
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24卒の就活生さんはそろそろ履歴書を書く準備をし始めているのではないでしょうか?
履歴書・エントリーシートで定番の「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」に悩む就活生さんはとても多いです。とくに、コロナ禍になってからは学校行事やサークル活動が出来ずにほぼリモートで過ごしてきたので、本当に何も書くことが無いと悩んでいる声を多く聞きます。
今回のマロ主さんは面接官にアピールできる”長所”が見つからないと悩んでいますね。「頑張ったこと」のハードルを上げすぎているかもしれませんね。
では、どうやってエピソードを考えたら良いのかをお伝えします!
モチベーショングラフで振り返る
モチベーショングラフとは、横軸を年齢、縦軸をモチベーションの上下で表したグラフです。これを書くことによって、自分の人生を振り返りつつ、どういうときにモチベーションが上下するのかを分析できます。
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エピソードとして話せそうなネタは、このグラフの山・谷にあると思います。
例えば、この例のグラフだと、山になるところは「水泳が好きになった」や「お金を稼ぐ楽しさを覚えた」というところになりますが、始めたことが楽しくなるきっかけや理由に共通点があるかもしれないですね。谷になるところでも、「水泳部休部」と「大学受験失敗」ですが、モチベーションの戻し方に共通点があるかもしれないです。
こうした自分の行動特性を見つけて、その特性が一番出ていたエピソードを伝えることができればOKだと思います。言うは易しですね…
「頑張ったこと=苦労したこと」ではない
マロ主さんは「特に頑張ったことがない」ということで悩んでいました。恐らくこのグラフの上下の差があまり出てないように感じているかもしれないです。しかし、まったくの平たんではなかったはず。大きくなくて大丈夫なので自分のモチベーションの機微に目を向けてください。
また、頑張ったことって何か苦労して達成していなければならないと思っていませんか?そう思っている方に見て欲しいのはこちら。
私がお話したとある就活生さん、絵を描くことが小さい時から大好きで、毎日絵を描き続けていたそう。たくさん絵画を見て、構図を勉強して、人体構造も勉強して、それを自分の絵に取り入れていました。
その行動量はちゃんと実力に出ていて絵が上手だったんだけど、本人としては「頑張ったこと」ではなくて「楽しくてやっていたこと」なんです。
自分では普通だと思っていても、他の人から見たら「頑張ってるね」ってなることはあるから、自分だけで煮詰まってしまったら、他の人にグラフを共有してみるのもいいかも。
熱量高く取り組めることって何?
長所って他の人に比べて優れているとか結果が出てるとかでなくても大丈夫なんです。自分にとって「熱量高く取り組めること」であれば、楽しくなったり継続したり、少なくとも嫌々取り組むってことにはならないかと思います。
人事目線だと、応募者が熱量高く取り組めることがわかれば、そういう仕事をお任せしやすいし、自社の社員との相性を判断しやすくなります。「バイトリーダーになりました」という結果より「バイトしていて○○している時が楽しいです!集中しちゃいます!」の方が知りたいですね。
「他には?」と何回も聞いてきた面接官は、自社の求める人物像にマッチするエピソードがないかを探していたのかも。何回も聞かれて困ってしまったら「何か情報に不足がありますか?期待されてるエピソードはありますか?」と聞いてしまってもいいかもしれないです。面接もコミュニケーションなので、質問の意図がわからなかったら聞いてしまいましょう!
◆マシュマロ主さんへのアドバイス
・モチベーショングラフを使って振り返りをしてみよう
・モチベーションの山谷に注目して共通点を探してみよう
・自分にとっての普通は他人にとっても普通…ではない
・熱量高く取り組めることを探そう!
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