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雪積もる山道〜歩いて感じた気づき〜

 1年でもっとも寒い時期になり、吹雪や積雪のニュースを良く見るようになりましたね。

外出や除雪される時は、くれぐれもお気をつけください。

 ニュースで雪道を歩いている姿を見かけると、ある日のことを思い出してしまいます。

今回は雪が積もった山道を歩いた話しと、その時に感じた気づきについてです。



予測していた危険性

 去年の今頃のこと、数年に一度の積雪に見舞われました。

当時の職場にはバスで40分ほどの距離でしたが、その日は早起きをして徒歩で向かうことに。

 その理由は、以下のことが予想されたからです。

●山間部に住んでいるため、バスが通らない可能性がある
 道の傾斜がキツく、通常でもアクセルを強く踏み込まないといけない箇所があります。
山頂付近は凍結もしやすく、よくチェーン規制がかかっていました。
 こういった状況になるとバスが坂を登れず、その区間だけ運休になってしまうのです。

●高低差が激しく、歩き慣れない雪道に時間がかかる可能性がある
 職場が山ひとつ向こうにあったため、山越えをしなくてはいけませんでした。
また雪の上を歩くのに慣れていないため、通常よりも大幅に時間がかかります。

●雪道に慣れていない運転手が多いため、車が立ち往生する可能性がある
 滅多に積もらない地域なので、雪道に慣れていない人が大半です。
チェーンを持っていない場合も多く、事故も多発して車が立ち往生することも…。
 そのためバスが通ったとしても、途中から降りて歩くことが予想されました。


 危険が多いのですが、仕事があるため簡単には休めません。

幸い前日までに積もるとわかっていたため、レインコートや長靴、靴につけるスパイクなどを準備しておきました。



実際に歩くことで気づいた点

 大雪が積もった当日の早朝。
あたりが真っ暗な中外へ出ると、一面の雪景色が。

画像1 歩いて行った時の写真。
もっと積もっていたり、凍っている場所もありました。

案の定バスが通らない通知が出たため、予定通り徒歩で職場へ向かうことに。


 その時に感じた、見落としがちな注意点をまとめました。

●交通情報は急に変わる
 バス会社も道路の状況を見て判断するため、早朝に通知がなくてもいきなり変更になることがあります。
後から全面運休の通知が出たこともあり、知らずにバス停で待っていた人もたくさんいました。
 公式のホームページは、こまめに確認しましょう。

●足元が雪で分かりずらい
 積もっていても滑りやすかったり、下がもろくなっている場所もありました。
みぞや側溝などは特に危険なので、できるだけ避けて通りましょう。

●通れない・道幅が狭い箇所がある
 山道や古い道では、片側の歩道がない箇所もあります。
ずっと同じ側という訳ではなく、途中で反対側へ渡らないといけなかったりもしました。
 安全確保のためにも、前日までに経路を確認しておくことがオススメです。

●交通事故が予想以上に多い
 スリップや雪にはまって動けない、衝突事故などの車が予想以上に多くありました。
私が通る際に10台ほど見かけたので、もっと増えていたかと思ます。

 思いがけない事故が多発しますので、雪道を運転する場合はあらかじめ予習しておいた方が良いようです。



まとめ

 なんとか職場にはたどり着いたのですが、足がつって思うように動くことができませんでした。

その後もなかなか疲れが取れなかったので、どうにかして休ませてもらった方が良かったかもしれません。

 しかしこの時の経験から寒さ対策の話しができたので、決して無駄ではなかったとは思います。(地元が特殊なのかもしれませんが…)


 まだまだ寒さが続きますので、慣れない土地に行かれる場合は特にお気をつけください。

長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございました。


※画像部分を修正しました(2022年2月15日)



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