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Tシャツについて〜作る際に考慮したいこと〜

 先週末からようやく梅雨入りし、まとまった雨が降るようになりました。

湿度は高いですが、気温が上がらないため、服装で上手に調節していきたいですね。

 これから活躍するTシャツに関して、現在Canvaでデザインコンテストが開催されています。

前の投稿から間が空いてしまったのですが、Tシャツのデザインについてお話しさせていただきます。

実際には応募しませんが、今後の創作で参考にするために考察してみました。

 今回はTシャツをデザインするときに、考慮したいことについてです。



文字や画像を入れる”部分”について

 デザインするにあたって、文字や画像などを“どこに入れたいか”です。

市販されているTシャツを見て、大きく4つの部分に分けてみました。


●表部分

 Tシャツにデザインが入っている場合、1番多いのが「表部分」に印刷されている物です。

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 正面から見た際に目を惹き、デザインをきわだたせることが出来る部分になります。

上部の中央にあることが多く、デザインによって着ている人の印象がガラリと変わるのです。


●後部分

 Tシャツを着た際に、背中側にデザインが印刷されていることがあります。

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 襟元にワンポイント入れている物もあれば、背中全面に文字や画像が印刷されている物もあります。

単体でデザインされていることが少なく、他の部分と一緒にデザインを考えてみるといいかもしれません。


●Tシャツ全体

 Tシャツ全体を使うと、自由に配置を決められてインパクトのあるデザインを作れます。

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 しかし全体に絵柄を入れるからこそ、着ることを考えて配置をしていく必要があります。

折角考えたデザインが途中で切れたり、絵柄が脇のところだと歪んでしまったりするかもしれないからです。

 また使えない色があったり、縫い目で色が欠けたりすることもあるので、印刷の方法をよくご確認ください。


●袖の部分

 単体のデザインは少ない印象ですが、袖の部分に印刷されている物もあります。

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 袖の部分は正面だけでなく、横から見ることも考えてデザインすることもできます。

ロゴマークや文字を入れてワンポイントにしたり、正面部分のデザインを引き立てるのにも使えるのです。

 袖の印刷が出来ない場合もありますので、依頼する会社の案内をよくご確認ください。

※Canvaと一緒にコンテストを開催しているSUZURIでは、長袖のみ対応されています。



生地や画像などの”色”について

 デザインTシャツは白以外の生地でも、印刷してもらえます。

使用する生地の色によっては、思ってた色にならない場合もあるようです。

(淡い色合いのデザインや生地、同系色を使用するなど)

 各サイトに注意書きがされているため、印刷を依頼する際にはよくご確認ください。


 また好きな色で作成した後、印刷すると色味が変わっていることがあります。

液晶画面の色と印刷に使用する色の種類が異なるためで、他の印刷物でもよく発生することです。

 印刷方法や生地によっても色合いが変わりますので、表現したいデザインに合わせて選びましょう。

SUZURIのプリント方法3種類の解説で、メリット・デメリットが詳しく説明されています。



“Tシャツのデザイン”について

 ここまでTシャツにデザインする部分や、印刷する色についてお話ししてきました。

あとはデザイするだけですが、作る際に考慮したいことがあります。

それは自分自身が”実際に着たいデザインにする“です。

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 アイディアを出していると、たまに突拍子もないデザインが出来上がることもあります。

いくら面白いデザインでも、実用性に乏しかったら購入しづらいものです。

記事の見出しなどの画像とは目的が異なるため、その違いをふまえた上で作成していきましょう。



まとめ

 今回はデザインTシャツを作成する際に、考慮したい事柄についてお届けしてきました。

普段着ているTシャツも調べてみると、製作側がたくさんの工夫が垣間見えてきます。

試行錯誤して出来上がった物には愛着が湧きますので、自分用のアイテムを作ってみるのもいいかもしれませんね。

 しばらくデザインコンテストの話題でしたが、次は刺しゅうの話しをしていく予定です。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。



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