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刺しゅうする〜はじめる前の準備と縫う順番〜

 5月も中旬になり、本格的に梅雨入りの時期になってきました。

家庭菜園での梅雨対策も落ち着いてきたため、趣味の刺しゅうについても話していきたいと思います。

刺しゅうをはじめた話しについては、こちら

 前回は始めたきっかけや購入しての話しが主だったので、実際に縫って感じたことをまとめてみました。

今回は刺しゅうをする前準備と、キットの図案を縫う順番についてお届けします。



縫いはじめる前の準備

 今まで趣味で縫い物をした経験はありますが、刺しゅうに関しては初心者です。

ですので、購入したキットを縫う前に、あらかじめ予習してから挑戦していました。

しかし実際に縫い進めてみると、不十分なところがあったのです。

 ここではあらかじめ準備しておくと、刺しゅうしやすくなると感じたことをまとめました。


●刺しゅうの基本知識を調べる

 手縫いでボタンや袋を縫ったりしていましたが、刺しゅうだと勝手が違います。

まず手縫いの糸と違い、刺しゅう糸は複数の細い糸をより合わせて1本にまとめてありました。

(上は手縫い用の糸、下は刺しゅう用の糸です)

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刺しゅうをするときは、より合わせている糸から必要な本数を引き抜いて使います。

 このように手縫いとは使い方や縫い方も違うため、本や動画などを調べるところからはじめました。


●縫い方を練習する

 実際にキットの布を刺す前に、使わない布でステッチ(縫い方)を練習しました。

刺しゅう用ではなく手近な布と糸で練習しただけですが、布に刺していく感覚はつかめます。

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 しかし今思うと、小さな図案(縫おうとしている絵)を縫ってから、キットに挑戦してもよかったかもしれません。

図案が大きいため時間がかかるのと、広い面積をきれいに縫うにはちょっとした工夫が必要だからです。

 好みの図案だから続いていますが、最初のうちは簡単なものから完成させていった方がよさそうですね。


●糸を使いやすい長さにする

 キットについてきた刺しゅう糸は、番号で色分けされて写真のような形で届きました。

1本の長さは120センチほどで、数回折り畳んだ状態で結びつけてあります。

説明書には2本どりで縫うよう指示があったため、糸を引き抜いてそのまま刺していたのです。

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 すると最初のうちは糸が絡みやすく、縫っている途中でよく玉結びになってしまっていました。

調べて試したところ、糸は60センチくらいの長さにした方が扱いやすかったのです。

糸が絡まないように、あらかじめ使いやすい長さに準備しておきましょう。



刺しゅうキットを縫った順番

 準備ができたら、刺しゅう枠に布をセットして縫っていきます。 

紹介している刺しゅうキットは、猫の周りに草花がある構図です。

こういった図案が重なっている場合は、手前に見える部分から先に縫っていきます。

奥にある方を先にすると、手前に見える部分を空けながら縫うため難しくなるのです。

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 写真の赤丸部分は、順番を間違った箇所になります。

後から縫う花びらの部分を空けるため、葉っぱの曲線がゆがんでしまいました。

(失敗したところは、他のところを縫った後に修正してみます)

 この図案の場合だと、次の順番で進めると縫いやすいのかもしれません。

花の中心→花びら→猫の手前にある葉っぱ→猫の目や耳→
猫の毛→奥にある葉→細々した点や線の部分

※縫っていく順番はいくつかあるようですので、今後いろいろと試す予定です。

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 細かい部分が多く初心者だと苦労しますが、糸が目立ちにくい色のなのでキレイに見えます。

しかしキレイに縫いたい場合は、ある程度慣れてから大きな物をしていく方がいいようです。



まとめ

 ここまで刺しゅうをはじめる準備と、キットの縫っていく順番について話してきました。

ところどころ失敗したところがあって、やり直しをしていたのであまり進んでいません。

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(この調子だと、壁に飾れるのはいつになることやら…)

次はこの図案で使う縫い方について話したいと思いますが、まずは完成を目指します。

 今回も初心者の感想ではありますが、少しでも参考になれたら幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。



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