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セザンヌ 〜リンゴとオレンジの静物画〜

ポール・セザンヌは、モネ、ルノワール、ゴッホなどと共に、人気が高い「印象派」の一人です^^

カミーユ・ピサロとは親友で、絵画的にも大きな影響を受けました。

50歳を超えても一般にはほとんど無名の画家だったセザンヌは、
『リンゴひとつでパリを驚かせてみせる!』と宣言し、創作活動に専念したと言います。

セザンヌの描いたリンゴは、パリどころではなく、世界中を驚かせることになりました♪

無造作に置かれ、描かれたように見えるリンゴやオレンジ。

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                      (カードより)

上から見たり、横から見たりしたものを、再構成する「構築主義」によって描かれました。


一番よく見える角度から描いて、それを1枚の絵の中におさめる独自の技法が用いられています。

近代絵画の父と呼ばれたセザンヌは、ピカソ、クロード・モネ、カミーユ・ピサロなどから「我々みんなの父親」や「先生」とも呼ばれました。

苦労の時代から、こんなにも愛される存在になったセザンヌ!!


実際に、目にできる美術館があります♪^^♪


『プロヴァンスの風景』 : ポーラ美術館   

(11/23まで    Bunkamuraザ・ミュージアム ポーラ美術館コレクション展)

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                     (画集より)


『サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール』: アーティゾン美術館

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                                                                                   (画集より)     


こんな作品もあったんだ! という発見もあると思いますので、

お時間があったら、ぜひ実際に目にしてみてください。                 

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