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鳳虹庵日記 70

2012年09月25日

サルタヒコ・リターン

四国旅、足摺の最後に公園でトイレに行きました。
手を洗おうとおもうと、
洗面場の水が溢れるのを防ぐ上のほうに空けてある排水口から、
殿様カエルの小さいのが顔を出しました。
メチャ、可愛いかったので、皆に知らせました。
なんとなく、岩戸開きを連想しました。

次の金刀比羅宮でもお土産屋でカエルの置物が目につきます。

四国から帰った日の朝の夢は、
カエルに踵を噛まれた夢でした。
朝、出勤すると保護色で白くなったアマガエルがいました。
サルタヒコか・・・と連想してしまいました。

翌朝、出勤するとまだ白いカエルがいました。
これは・・・
と写メに撮ると、
しばらくしていなくなりました。
撮影を待っていたかのようです。

サルタヒコリターン1


カエルがきているな・・・
と思っていると、
時々、僕にインスピレーションを与えてくれる友達からメールがきました。

縄文土器には製塩土器がでていること。
塩との繋がりは、塩土老翁とつながり、これは大山積神と繋がっている。
大三島には伯方塩の製塩場がある。

縄文土器は蛇の紋様が多いがカエルもある。
あと、面白い発想を教えてもらいましたが、
それは今は伏せておきます。
鉄との絡みです・・・

そんなメールをやりとりしていると、
またカエルか・・・
と思ったとき、ヒラメキました。


これは、僕の巡礼旅とシンクロにより導かれた妄想譚です。
歴史を調べているわけではないので、史実との照合はしておりません。


カエルは猿田彦大神の使いです。
それは、猿田彦大神も一度死んでから甦ったことで、
ヨミガエルからきています。

カエルが排水口から出てきたのを見て岩戸開きを連想したことにより、
天の岩戸から出てきたのは、天照大御神ではなく、太陽神猿田彦大神ではなかったのか・・・
岩戸開きは、イエスの復活のように、死と復活を意味しています。
それを呼び戻したのは、アメノウズメ。
ウズメはおそらく、イシスのような魔術師。
オシリスを甦らしたようにサルタヒコを甦らせた。

高知では、イシスと書かれた石が見つかっているそうだ・・・

サルタヒコは縄文の太陽神であり、蛇神。
サルタヒコが蛇神であるのは、吉野裕子さんも言及しております。

太陽神は蛇神である。
三輪の大神もしかり。
その三輪の大神は、大物主神で、
金刀比羅宮の祭神でもある。
金刀比羅宮は、象頭山の中腹に位置している。
友人は、サルタヒコは、日本人の祖先の可能性が高いレプチャの言葉で象を意味するという。

太陽神で蛇神であるサルタヒコを信仰する縄文人は黒潮に乗って足摺に上陸した。
その黒潮を乗っていくとアメリカへたどり着く、
また、ほかの海流に乗ると南米に着くのではないかと思う。

足摺から葦舟を使って太平洋を横断するプロジェクトがあったようです。
唐人駄馬の石組みはアンデスのものに似ていると言う。


インカ帝国の正式名称は、タワンティン・スウユと言うらしい。
タワンティンとは、ケチュア語で四を表し、スウユは州や地方、場合によって国を表す。
これって四国という意味ではないのでしょうか・・・

インカ帝国は、13世紀以降の国だから縄文とはかなり隔たりがある。
しかし、4を貴重とした思想はそのまま残っているのだと思う。
インカ帝国の前身はクスコ王国だといいます。
クスコとクズ(葛、九頭、国巣・・・)は関係ないのだろうか?
インカ以前には、プレインカ文明と呼ばれるアンデス文明が存在しておりました。
これは、かなり前まで遡ります。
文字を持たなかったインカ文明はその全貌は霧に包まれています。
おそらく縄文時代とリンクしているでしょう。

インカの神に太陽神インティまたは、ビラコチャがいます。
インティは、太陽と虹の神です。
虹は蛇に喩えられます。
ビラコチャは、人々に慈愛や親愛を説いたといいます。
そして、農業を教え、医師でもありました。
しかし、ビラコチャを恐れたある村の人々に石を投げられたことから、海の泡へと消えたといいます。
このことから、インディオでは彼をビラコチャ(海の泡)と呼ぶようになったとか・・・
その容姿は、白人で顎鬚を蓄えた大きな男だそうです。

サルタヒコは、海で溺れ死に、その際吐いた息の泡から三柱の神が生まれています。


古代メキシコ文明には、ククルカンやケツアルコアトルという農耕神であり風の神でもある蛇神が信仰されています。
風の神は太陽神でもあります。
諏訪神とも繋がるかもしれません。

ケツアルコアトルもやはり白い顔の神だと言われます。
サルタヒコは、白髭明神と呼ばれています。

ケツアルコアトルは死んだあと、金星の神になったという話もあります。
羽の生えた蛇と呼ばれるからには、女神性との統合も含まれていると思います。

Qちゃんは、伊勢に行ったとき、サルタヒコは去った神様だと言いました。
日本では佐田大神とも呼ばれ、
西洋ではサタン(ルシファー)と呼ばれたのかもしれません。


サルタヒコという名は本名でないのかもしれません。
様々な龍神もサルタヒコの仮の姿かもしれないと思います。
特に、戸隠の九頭龍大神は、サルタヒコのような気がします。
江ノ島の五頭龍もそうかもしれません。

やはり岩戸から現れたのは、サルタヒコのような気がします。
サルタヒコの本宮、四日市市の近く椿大神社にまたお参りすべきかもしれないな。と思っています。
ツバキ、
アラハバキ、
ツボケ。
このあたりも、ナガスネヒコと共に気になるところですが、
今は、ここまでです。

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