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AI時代の「作家性」とは、コンセプトである

AIが文章、画像、音楽、動画を作る時代になってきた。

プロンプト(命令文)を打ち込むだけで、(現状では)ある程度、思い通りの創造物を生み出すことができる。

ごく近い将来には、日々進化するAIによって、ほとんど思い通りの創造物を生み出せるようになるだろう。

たとえば今では、ブログの記事をAIに書かせても、自分の記事とは思えないし、クオリティもまだ低い。

しかし、自分の記事を全て学習させ、AIのクオリティが上がれば、ほとんど自分が書いたような文章がAIによって作り出されるだろう。

そんなAI時代において、「作家性」はどこに見出せばいいのだろうか。

文章であれ、絵画であれ、そこには作った人の作家性が出てくる。

AIが作ったものは、自分が作り出したとは思えず、その成果物に作家性を見出すことは難しいかもしれない。

結論から言えば、AI時代には「コンセプト」(切り口)こそが作家性になってくるのではないか。

noteであれば、どんなテーマで記事を書くか、どんなキャラクターでアカウントを運用していくか、というコンセプトが重要になるだろう。

AIを使うと自分の個性(作家性)が失われるような気がして、使用をためらっている人も多いかもしれない。

しかし、せっかくのAI時代に文明の利器を使わない手はない。

自分のコンセプトを磨きつつ、AIをうまく活用していきたい。


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