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本日のChatGPT 「10文字ホラー」

10文字でホラーを作ってください。句読点はなくても結構です。


ChatGPT
血塗れ笑顔

 最高のフレーズである。ただ毎度文字数制限はうまくいかない。ここから私とChatGPTの、文字数を10文字に近づける格闘が始まる。

User
10文字ぴったりでお願いします。


ChatGPT
影一つ増えた


User
まだ6文字です。漢字1文字も1文字と数えます。


ChatGPT
顔のない母親


「影一つ増えた」「顔のない母親」、最高である。ただ、短い。いつも俳句や短歌だと長すぎるのだが…

User
7文字になりました。あと3文字多いものを作ってください。

 ここで途中まで表示され、「暴力的かもしれないが、続けるか?」という旨の表示が出た。ホラーだから歓迎なのだが、操作を間違え、やり直しさせることになってしまった。

ChatGPT
申し訳ございません。失礼しました。
「顔のない隣人」


User
あ、操作を間違えました。さっきの良かったです。創作ですから。


ChatGPT
もちろん、創作ですから自由な発想で楽しめますね!さっきの「顔なし隣人」でよければ、それでいきましょう。何か他にお手伝いできることがあれば、お気軽にお申し付けください。


User
手首切った云々のほうをお願いします。


ChatGPT
もちろんです。「手首切った生きてる」でよろしいでしょうか。10文字でホラーの世界を表現するのはなかなか面白い挑戦ですね。何か他にお手伝いできることがあれば、どうぞお知らせください!


User
「手首切った生きてる」はいいですね。リストカットをする人は、生きるためにやっているという人もいると聞きます。内容はどれもとても良いのです。ただ、これでも9文字です。あと1文字分長い怖いのをお願いします。


ChatGPT
申し訳ありません、正確なカウントをお伝えするのが誤っていました。「幽霊鏡に笑」などはいかがでしょうか。10文字で怖い世界を表現しました。この短い文には、幽霊が鏡に映り、その鏡を見た人に笑いかけるという恐怖が詰まっています。


User
内容はいいですね。もう少し長めにお願いします。これを繰り返すことで、どこかで10文字になると思います。


ChatGPT
もちろんです、続けましょう。以下はいくつかの10文字のホラー表現です。

手を振った死者
人形笑う夜
血文字壁に
足跡後ろに
顔ない子供
どれも異常な現象や不気味な存在を表現しています。何か特定のテーマがあれば、その方向で考えることも可能です。


User
血をテーマにしましょう。いっそ15文字くらいのつもりで作ってみてください。


ChatGPT
血をテーマにしたホラー表現をいくつか試みます。

血の海浮かぶ月
血液採取失敗怪
血痕の道迷い込み
赤い血の時計鳴る
血塗られた扉開く

こうした表現は、血が人間の身体や心理に密接に関わるため、人々の恐怖心を掻き立てます。何か具体的な方向性があれば、さらに詳しく作り込んでいくことができると思います。

 こちらのコーチング力を試されているような気がする。人間相手に何かを教えるときは、私なら「模範を示す」「行動の浮動を大きくするような質問・指示を出す」とする。模範は内容に大きく影響すると嫌なので、後者で。

User
もっと長くです。7文字と8文字になりました。文字の長さに幅をもたせた方がヒットすると思います。テーマも「切断」にしてみましょう。

ChatGPT
「切断」をテーマにして、さらに長い表現を試みます。

切断された指先、動く
機械に切断される足
切断された腕、振り向く
頭部切断後、まばたき
首切断後の笑顔凍る

このテーマは非常に恐ろしいイメージを呼び起こしますね。途中で正確な文字数に合致するものが見つかるかもしれません。何か気に入ったものがあれば、さらに洗練していきましょう。

 よしきた、うまくいった! 「頭部切断後、まばたき」なんてのはかなりいいのだが、陳腐ではある。

User
この1と3が10文字です。とくに1が好きです。ありがとうございました。

ChatGPT

切断された指先、動く

この表現にお気に入りいただけたようで、とても嬉しいです。10文字の制限内でこうしたイメージを表現できるのは、独特の雰囲気を持っていますね。何か他にもお手伝いできることがあれば、どうぞお知らせください。ありがとうございました!

 かなりいいものができた。振り返ってみよう。

 まずChatGPT先生に頼むと、顔のないナントカはかなりお気に入りのようである。「顔のない子」「顔のない隣人」よりは「顔のない母」のほうが好きだ。ホラーじゃなくて、シャドウワークをする主婦というような意味にも取れそうだ。

「手首切った生きてる」は奇跡の一作だ。「手首切った、生きてる」なら10文字である。リストカットと思ったというのは上に述べたが、多様な解釈ができ、「生きてる」が驚いているようにも感動しているようにも取れ、よい。

 笑ったものもある。「足跡後ろに」なんか怖そうだが、あたりまえだ。

 スプラッターなものをわざとはずしてほしくなくて「血」をテーマにしたが「血塗られた扉開く」は普通。「血の海浮かぶ月」くらいで秀作。「血液採取失敗怪」は医療者にも患者さんにも怪であるし、「赤い血の時計鳴る」までになると想像力を喚起してくれる。

 大賞は「影一つ増えた」かな。これを人間が怖いものと判定するアルゴリズムに脱帽する。こうなると少し考えたくらいではAIを超えることは難しそうである。


 さて今回は、『10文字ホラー大賞』というものがあったので10文字に限ってみたのだが、なかなか10文字にならなかった。だが、その失敗の過程で、よいものがたくさん生まれた。
 文字数へのこだわりは、金の卵であったということだ。よく実験や発明でも、失敗で生まれる優れたものがあるから、 AIがまだまだ失敗しうるということはとても良いことかもしれない。

 完璧なモノは「ちとつまらないしね。」
(最後にちょっと競ってみたくなってしまった)

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