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本日のChatGPT 「即興劇・ワンワード『女子高生の主張』」

私と一文節ずつ交互に、主張をしてください。双方で一人の人物になりきります。何かを志し、みんなに向かって高らかに宣言するものとしましょう。今回双方で演じる人物は女子高生とします。数文で簡潔に主張し、どちらかが「幕」と言った時点で終了とします。

ChatGPT
了解しました、始めましょう。

「これからの世界を生き抜くためには、私たち自身が変わる必要があります!」

いきなりこれである。今までは避けていたが、さすがに今回は修正を図ることにした。
(ちなみに日本語は文節を意識するのが難しい。即興劇がヘタな人は、文節で区切れずつい長く喋ってしまう傾向がある、と私は思っている。なんて言っている自分も、このあと一箇所、2文節を一度に喋ってしまう箇所があるのだが)

User
文節とは、「私は」とか「頑張ります」といった、よく「ね」をつけられる言葉の単位とされています。「これからの」までならいいですが、それ以上は長すぎですね。やりなおしましょう。

ChatGPT
すみません、文節についての説明を理解しました。再開します。
「私たち、」
User
「女子高生は」
ChatGPT
「力強く、」
User
「生きることを」
ChatGPT
「宣言します!」
User
「とくに」
ChatGPT
「学問への」
User
「憧憬は」
ChatGPT
「大切に、」
User
「して」
ChatGPT
「行きます!」
ser
「私は」
ChatGPT
「数学を」
User
「極めます!」
ChatGPT
「そして、」
User
「フィールズ賞を」
ChatGPT
「目指します!」
User
「リーマン予想を」
ChatGPT
「解き明かす、」
User
「補題を」
ChatGPT
「見つけるため、」
User
「数論を」
ChatGPT
「追い求めます!」
User

ChatGPT
「忘れないでください、」

面白かった。

ChatGPT先生は必ずなにかを答えるため、こちらから終わらせるというのはうまくいかないようだ。
あと、文字入力なため、「、」をつけられると、そこが文の終わりではないということが自動的に定まってしまう(口頭だとそこに句点があることにして、新たに文を始めることもできてしまうのだが)。

男子でもさしつかえない主張なのでお題を充分にいかしきれていない、とも言えるが、読む人が女子高生を想像して勝手に読んでくれるので、これはこれでいいだろう。

また「女子高生」というと、どっか少し明るくて、少しネガティブで、かったるそうで、最新の流行り言葉をつかって、偏差値は少し低めで…といったステレオタイプがあるが、そういうステレオタイプをなぞるのは陳腐でつまらない。そこは破ることができた。

最後の「追い求めます!」なんてちょっとぎこちなく、無理してとりあえずなんか言った感じのするところまで、リアルタイムに即興劇を舞台で演じているときのようであった。


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