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平成に存在した女子寮の話-#10全国菓子博覧会

私が20年前に暮らしていたH寮。なぜか、前期と後期の間、年末年始、後期と前期の間の長期休みは寮は閉鎖された。あんまり実家が好きではない私は長い休みこそ京都を満喫したかったが、追い出されるからしょうがない。よく考えたら寮生時代は4ヶ月は福岡にいたんだなぁ。もったいない。

そんな、もれなく実家に帰される寮生たちは、地元の銘菓を携えて寮に戻ってくる。福岡出身の私が買ってかえるお土産で不動の人気は「博多通りもん」

「お金渡すから、8個入り買ってきて」とまで頼まれた人気者。とはいえ、私が自分で食べるなら「筑紫もち」かな。

そして巻き起こる、「信玄餅」との違い問題。どっちが真似っこだのなんだのとヤイヤイやりあって、どっちもうまいで終わるやつ。

あと、ひよこの東京vs福岡問題に、ひよこサブレと鳩サブレー似すぎ問題。何回やるんだ・・というくらい毎回やるんだ。

本当に全国から集まっていたので、全国菓子博覧会状態。久々に会う友だちの部屋を菓子箱抱えてあっちこっち渡り歩いて、いろんな地域のお菓子食べれて楽しかったな。でも、やっぱり人気は「白い恋人」とかの定番のやつだった。

逆に、毎回実家に帰るたびに生八橋買って帰ってたら、

「お母さん、、、もう生八橋はいいかな、、」

生八橋はたまにで良いそうです。笑




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