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近況報告濃いめ第26回:あの日得た3つの知見

 先週の11日、東日本大震災発生から10年が経った。

 商売人の中でも特にマスメディア共がシノギのネタにしているのか特番が流れていたが、11日にどんちゃん騒いだだけで後は知らんぷりというのも見飽きた光景だ。


 今回の災害で学んだことは3つある。まず1つは「世界は人間に対してあまりにも理不尽だ」と言う事だ。

被災者の多くは「勧善懲悪」が当てはまらない人達だろう。何も悪い事をしていないのに、ある日突然津波により家を、家族を流されてしまう。それはあまりにも「理不尽」で「災難」で済む話じゃない。

 こういうとまた問題になるかもしれんが、これが例えば「放火魔に家を燃やされた」というのならまだ「誰かを恨める」あるいは「他人のせいに出来る」分まだ楽だろう。

 震災で家や家族を失った人たちはそれすらできない。あまりにも理不尽だ。


 2つ目は「人間は未来を予測することは絶対に出来ない」という事である。

 もし未来が正確に予測できるというのなら津波が来るのも完璧に予測できた。それどころか昨年の今頃コロナがパンデミック、つまりは世界規模の大流行になることも予測できたはずだ。

 地震もコロナも人類には誰にも予測する事は出来なかった。誰1人たりともだ。だから人類は未来を予測することなど誰にもできないと言う事だ。


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