近況報告濃いめ第33回:やる気スイッチは「OFF」と「切」の2種類しかない
身もフタも無い話だが、やる気スイッチというのは「OFF」と「切」の2種類しかない。そう「OFF」と「切」の2種類で書き間違いではない。
そのため、恐ろしい事に普通の人間というのは「いつかやりたい事」を「いつかやりたい事」のまま何も出来ずに一生を終えることになる。
それこそ「若いころからもっと自分に正直に生きるべきだった。お金はどうにかなるけど夢はどうにもならない」と後悔しながら死んでいくのである。
「若いころにあきらめた夢」というのは強烈な呪いとなって人生をむしばむものだ。
聞いた話だが、若いころに東京芸術大学に入りたかった老人が仕事を定年で辞めた後に1年だけ予備校に通って受験したということがあったそうだ。
その人は幸いなことに定年後でもお金も健康もあったから夢に挑戦できたが、もし定年と同時に健康を失っていたら、あるいは老後破産をしていたら一生残る呪いとなっただろう。
それを考えると、これまた聞いた話だが「もっと自分に正直に生きるべきだった」というのは、老人が死に際に後悔することの第1位だそうだがそれも納得がいく話だ。
なのでやる気を出そうとしたら「無理やり「ON」にする」か「やる気スイッチが「OFF」や「切」の状態でも出来るようにする」かのどちらかしかない。
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