2023年1月23日の近況報告 健康的で模範的で優等生的な情報しかない地獄 正しさだけでは救えない命がある
「何が何でも死にたい」「どかーんと死にたい」「猛烈に死にたい」「激烈に死にたい」「爆裂に死にたい」「どうしても死ぬしかない」「死なざるを得ない」「死にたすぎる」「もう死なせてくれ」「とにかく死にたい」「死にた死にたい」「死に死にたい」「死死にたい」
今回は上記の言葉で検索しても、うわべだけのキレイゴトしか言わないサイトにしかたどり着けない事に絶望したメンヘラたちに贈る話です。
個人的には今回のお話は普通の人には「理解されなくても仕方ない」と思いますし「コイツ何が言いたいのかさっぱりわからない」と言われて当然だと思っていますが「正しさ」だけでは救えない命もあるんですよ。
メンヘラは一般人にとってはそれこそ「万引き（要は「窃盗罪」）をすることで命が救われる」あるいは「イベルメクチンを飲めばコロナにはかからない！」っていうレベルに「間違っている」ので「正しい」説得やアドバイスでは救えないんですよ。
具体的には俺みたいなメンヘラ、さらに具体的に言えば「２週間以上の間１日１回は「死にたい」と思い続けた人」は「正しさ」だけではどうしようもないんですよ。ガチで救えない。
「死んではいけません」とか「あなたはかけがえのないただ一つの存在」なんていう、いかにも模範的で健康的で優等生っぽいお題目を言われたところで何の救いにもならないし、
逆にその言葉が刃物となって全身に突き刺さって失血死しそうになったり、あるいは鈍器になって殴られ続けて内臓破裂起こしてるんですよ。メンヘラじゃない「普通の人」にはまず分かんないでしょうけど。
そもそもの話「普通の人」にとっては「正しい事」に「傷つく」っていうのが全くもって理解できないと思います。なんで「正しい事」に「傷つく」の？ って思うはず。
ネット上にはいくら検索しても模範的で、優等生ぶってて、いかにも健康的な「正しい」情報しか転がっていないから、ますます死にたさが加速するんですよ。
一応はそんないかにも優等生で模範的な「正しい」情報しかない理由は分かるよ？ 誰だって「自殺ほう助」の罪で捕まりたくないもん。そりゃ「正しい」ことしか言えないわな。
というか「死にたい」と言うメンヘラ自身も「死にたいと思うのは悪い事であり、間違ってる事であり、正しくないことだ」というのは百も承知なんですよ。
「それでも」『不健康な』情報が欲しい、死にたいと思ってる事を「死んではいけません」と否定しない、
むしろ「そんな人生送ってれば死にたくなるのも仕方ないよね」っていう肯定してくれる『間違った』情報が欲しい。と思うからこじれるわけでして。
ファミレス行ってハンバーグやステーキを食おうとしても「健康的で正しい低カロリー高たんぱくな薄味のおからハンバーグや豆腐ステーキ」が出てきたらキレるでしょ？
「普通の人」はそれと同じことをメンヘラにしてるんですよ。
しかも世界中の人間がさっきのファミレスの例では「おからハンバーグや豆腐ステーキ」を肯定して、ファミレスはそれを食べに行く所。と思ってるようなものですよ。
それなら「気の遠くなるような努力をしてもこじれるはずだ」とは思わないでしょうか？
メンヘラを相手にすると「これ以上ないってくらいにこじれにこじれる」のはそういう理由があって「死んではいけません」とか「あなたはかけがえのないただ一つの存在」なんていう
「健康的で模範的で優等生的な「だけ」の『正しいだけ』の情報」では救えないんですよ。
その「健康的で模範的で優等生っぽい『正しいだけの』情報」しかないという地獄に踏みつぶされて死を選ぶメンヘラ、かなり多いと思います。
もし周りにメンヘラがいて困っているのなら、あえて「不健康な」情報を与えて落ち着かせる必要もあると思います。
それこそ「そんな体験をしたら死にたくなるのも当然だよね」っていう「間違った情報」を、です。
「死にたい→死んではいけません→分かった死なない」とは絶対に、そう『絶対に』なりません。そこだけ覚えてくれればいいです。
というかそもそもの話「間違った不健康な情報に救われる」っていう感覚は普通の人には絶対に、永遠に理解出来ないでしょう。
「間違った不健康な情報に救われる」っていうのをなるべく万人に理解できるように書けば「万引きをすることで救われる命がある」くらいに間違ったことなので。
真に理解できたところで苦しいだけなのでメンヘラとしては表面的な理解にとどめて、１００％完璧に理解しようとは思わないでほしい、とも思いますが。真に狂人を理解できるのは狂人のみ、って言うし。
ツイッターやってます。日常生活で思ったことをつぶやいています。
作品一覧はこちらから。
https://kakuyomu.jp/users/agatuma-yui
よろしければスキおよびフォローをお願いします。
Noteに「近況報告 濃いめ」という有料記事も掲載中。
一部無料で見れる部分もある、有料記事をまとめたお得なマガジンも配信中です。詳しくはNoteのプロフィールページまで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？