②身体能力の弱さ【 発達障害克服の12枚の壁 】
《要点》
・瞬間的に身体が動かない(徒競走など)
・運動と会話の共通点
発達障害を克服するまでの、苦難を振り返ります。
苦難と克服のエピソードを12本伝える講演より。
②身体能力の弱さ 【身体的な壁】
★苦難のハナシ「運動嫌いだった理由」
中学〜高校時代、体育の時間に徒競走がありました。
私の100メートル走は17.2秒と、当時の女子の平均より遅かった。
中学時代から足に力が入らない・本気で走れない状況だったと思います。
これは「運動能力が低い」のではなく、右脳の問題だったのではないか?
「本気で走れ」という司令が届かなかった。
また、私は子供の頃に剣道を習っていました。
しかし、辛かった経験しか思い出せない。
30代前半には、スポーツジムに通っていましたが
そこでのスタジオレッスンも良い思い出がありません。
周りの人の動きを把握するのがしんどかったです。
また、奇抜な動きをするとインストラクターに心配されました。
◎人生が動いた「一人で運動する習慣」
多くのスポーツは「誰かと競うもの」
あるいは「誰かと一緒に動くもの」です。
これらは「相手と会話する」のと似た感覚があります。
会話が困難だと、こういったスポーツも困難かもしれない。
その一方で「一人での運動」には、大きな可能性があると考えます。
・朝起きて一人で散歩
・一人でランニング
・自室でビデオを見ながら、ヨガやエアロビクス
どれも30分以内でできる内容で、相手とのやり取りがありません。
現役の発達障害者でも、ストレス無く始めやすいです。
運動が習慣化すればセロトニンの分泌が増え、日常生活も変わりだします。
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