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「機会」とアフガニスタン 4日目メイン③ ドバイ冒険第二幕

トップ画はスイスパビリオンの入り口
上部が鏡で、床の様子が写る。
側面はパネルで、スイスの風景。

オポチュニティ(Opportunity)を日本語に訳すと「機会」
ドバイ万博では「機会」が展示されているらしい。

どういう意味なんだろう?

マルタパビリオンの入り口

ドバイ冒険第二幕〜幸せな未来を万博で探す
4日目メイン記事③

【4日目の記事予定】
・メイン記事①②③④:4分割予定(増えるかも)
・サブ記事①:万博会場でのハプニング②
・サブ記事②:日本パビリオンの様子を見て
・サブ記事③:JWマリオットマーキスドバイ
・写真集①②:ドバイ万博

1)名物レストランKitchen 6

「JWマリオット マーキスホテル ドバイ」にて
部屋に着いたのは12時過ぎですが、13時にはもう出発です。
お腹が空いたので、ランチタイム。

2019年にもお世話になった「Kitchen 6 キッチンシックス」
ここでランチビュッフェを食べることにしました。

2019年の写真より

6ヶ国料理のビュッフェが楽しめる、このホテルの名物レストラン。
とても広く、国籍ごとにカウンターがあり、たくさんの料理を楽しめます。

2019年の時は「中東・アメリカ・イギリス・インド・中華・その他」でした。当時は日本食が無かったです。

2022年は少し変わっていました。
中華ではなく「東アジア(中国・日本・韓国)」
日本食も食べられるようになっていました!

近くのテーブルで、約8人の学生が楽しそうに食べていたのが印象的。

料金は150ディルハム(約4650円)
まだインフレや円安の影響が少なかった時期です。

40分のランチ後、そのままホテルを出ました。
メトロ駅まで歩いて、そこからメトロで万博会場を目指す。

万博の正門に到着したのは15時ちょうど。
ここまで、すごく濃密な時間を過ごしました。

2)オポチュニティ通り

ドバイ万博の会場は5つのエリアに分けられています。
3日目にまわったのが
「アルフォーサンパーク」「モビリティ通り」「ジュビリー」

4日目は「オポチュニティ通り」と「サステナビリティ通り」です。

看板や建物の雰囲気など、ガラリと変わる

3日目で訪れた「モビリティ通り」は青でしたが、「オポチュニティ通り」はオレンジ。

このオポチュニティ(Opportunity)が何を意味しているのか、当時の私には理解できていませんでした。

⭐︎Opportunity:万博公式サイトの説明より

There’s a ripple effect in everything we do. 
Even one person can be the key to unlocking eight billion opportunities that can help individuals and communities create a better tomorrow, today. 
It’s time to unleash the potential within and be an agent of change.

私たちが行うすべてのことに波及効果があります。 
たとえ 1 人であっても、80 億人の機会を解き放ち、個人やコミュニティがより良い明日、今日を創造するのに役立つ鍵となる可能性があります。 
内なる可能性を解き放ち、変化の担い手になる時が来ました。
(Googleさんによる翻訳)

すごく抽象的!今の自分でも理解が難しい。

目の前の銅像が気になる

⭐︎Agenda 2063: The Africa We Want.とは?

AGENDA 2063は、アフリカを未来の世界的な大国に変えるためのアフリカの青写真とマスタープランです。
それは、包括的で持続可能な開発の目標を達成することを目的とした大陸の戦略的枠組みであり、汎アフリカニズムとアフリカのルネッサンスの下で追求される団結、自己決定、自由、進歩、集団的繁栄のための汎アフリカの推進の具体的な現れです。
(Googleさんによる翻訳)

オポチュニティ通りには、アフリカやアジア、東欧など途上国のパビリオンが多かった印象でした。

⭐︎テーマパビリオン Mission Possible 

エリア奥の方まで歩くとテーマパビリオンに到着。
その名も「Mission Possible (ミッション ポシブル)」
(映画のタイトルではないですよ!)

『ひとりひとりが小さな行動変化を起こすことで、地球の未来がより良いものになる』というコンセプト。

中に入ると「SDGs」に関する展示が目の前に。
このテーマパビリオンで一番言いたいことなのでしょう。

SDGsの項目がルーレット状に並ぶ

ここはある程度の人数でまとまって、係員の説明を受けながら動きました。
残念ながら写真が撮りにくかったです。

天井から吊り下げられたパネル

このパネルに書かれたメッセージを調べてみました。
なかなか意味が深かった。

・The urban farmer:都会で農産物を作る活動
・The fog catcher:霧の多い地域で、霧を集めて水に変える装置(網)
・The sun mama:太陽ママは「子どもはこうすれば自分からやるだろう」と考えられる賢いママ

植物を育てるゲーム EXPO2020サイトより

また、印象的だったのが
植物に水や肥料、殺虫剤を与えて育てるミニゲーム

ゲームセンターのような雰囲気で、手元のレバーとボタンを使って、タイミングよく植物を育てます。
一つのモニターで2人同時プレイが可能。

植物に水や肥料を与えても、時間とともに効果ダウン。
虫がわいたら殺虫剤。育ってくると果実ができます。
もちろん制限時間有。

やった!果実ができた!

ところが、プレイする人が少なすぎて、ほとんどの植物は枯れたまま。
見ていて悲しくなってしまいました。
(みんなで豊かな収穫を迎えると、盛り上がるでしょうね)

3)アフガニスタンのパビリオン

オポチュニティ通りのパビリオンで記憶に残るのが、マルタとアフガニスタン。
ここではアフガニスタン館について。

(マルタ館はアルバム記事を参照)

2022年1月下旬、世界的に注目度の高い国は「アフガニスタン」でした。
米軍が撤退して、万博期間中にタリバンが実権を握りました。

※2月上旬からは中国が注目され始め、下旬からはRussiaとUkraineですね。

混乱していると思われる、アフガニスタンのパビリオン。
展示はどうなっているのか、すごく気になりました。

向かい合うアフガニスタンとソマリア

アフガニスタンとソマリアのパビリオンが向かい合っていました!
「重い空気」を感じたのは、私だけでしょうか?

歴史的な品物・民芸品・アート・写真・・・
想像以上に堅実で、見応えのある展示でした。


オポチュニティ通りには、他にもスイス・中国・イギリスのパビリオンもありました。
さすがに1日では全部まわれないですね。

帰国してから、考えさせられる事の多かった
「オポチュニティ通り」でした。

次回の記事では「サステナビリティ通り」などを取り上げます。

【4日目の記事予定】

・メイン記事①②③④:4分割予定(増えるかも)
・サブ記事①:万博会場でのハプニング②
・サブ記事②:日本パビリオンの様子を見て
・サブ記事③:JWマリオットマーキスドバイ
・写真集①②:ドバイ万博

【ドバイ冒険第二幕 メイン記事ダイジェスト】

1日目:成田空港から出国
2日目:オールドドバイの風情ある街並みを回る
3日目:ドバイ万博1日目
4日目:ドバイ万博2日目+出国前PCR検査+ホテル移動
5日目:ドバイモールとブルジュハリファの展望台
6日目:成田空港に帰国+3日間のホテル待機

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