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見た目の効用(アルバムの中の交々)

海岸でひとり、物思い(あまりマトモなことは考えない)に耽っていると、殻のない大きなカタツムリ様の生き物を見つけた。気持ち悪い。
Google先生にお尋ねしたところ「アメフラシ」との回答を得た。梅雨時に海岸で産卵するらしく、それで私と初対面となったのだ。ひたすら気持ち悪い。
普段は海の中にいて、危険を感じると紫色の液体を出し、目くらましを図る。彼の唯一の防御能力である。しかし捕食するには如何にもという見た目。彼が現在まで生き残って来られたのは、この見た目に帰するところが大きいように思う。
生物の目的が種の存続にあるのだとしたら、アメフラシは成功者である。
見かけは美しいのが良いとは限らない。ほっ

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