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歌ってみたをやってみよう(加工編)

大変お久しぶりになりました!!皆様お元気でしたか?!
今回からPCを改造した(前まではスマホで執筆していました)ので執筆が速くなったのでポッドキャストで録り貯めた内容を定期的に共有して行きます!!ご興味ある方はぜひっぜひ!!


去年のポッドキャスト版はこちらから↓

新しくポッドキャストで実演編も作りましたので耳で違いを聴きたい方はこちらをどうぞ↓


※加工はとてもマニアックな内容になりますのでご注意下さい。が、エアプらしくざっくり説明して行きますね〜。
目次
○以前まででお話しした内容のおさらい
○録音された歌があると仮定して読んで下さい
○歌の音量を整える(コンプレッサー)
○必要ない低音や高音を削って綺麗な声にする(イコライザー)
○その他の加工(ピッチ補正、音量の最終調整、ディエッサー)

本編
○以前までのおさらい編
1、準備編→マイクや必要なソフト、オーディオインターフェースなどの機材の説明
2、セルフプロデュース編→自分の歌を自分でokなのかをジャッジメントして質を上げていく話
3、選曲編→自分の声に合っているのか、逆にギャップを狙っていくのか、流行りに乗るのかなどカラオケと歌ってみたは違うという話
4、録音編→歌う場所によって響きが変わったり声自体が変わると言うお話
※以前のnoteに詳しくありますので興味ある方はどうぞ!!

↓ここからが本題
歌の音量を整える(コンプレッサー)
歌の中には小さい声も大きい声も入っています。このままでは伴奏に埋れて聞き取りづらくなるかも知れません。実際音量調節を行うソフトはたくさんありますが、まずはコンプレッサー通称コンプ(comp)の考え方を覚えましょう!
コンプは大きい声を潰して小さい声を持ち上げる加工です!!
コンプレッサーは日本語で言う圧縮です。コンプを使うことで一曲を通して極端に声の音量が変わることなく、一定した状態で相手に聴いてもらうことができます。ただし大きい声を小さくするのではなく圧縮をかけて強引に小さくしているので声質に変化が出ます。圧縮をかける量も調節が出来ますので実際試しにコンプをかける方は、まずは極端にかけて声の違いを感じましょう!!
また小さい音を大きくする機能もあるため、例えばですが歌に雑音やノイズが元々入っていた場合も大きくなってします。私の部屋だと日中はセミがうるさい季節ですのでまず歌録りが出来ませんww
有料ではありますが自然な声のまま音量調節が可能なソフトも最近では人気で、その後にコンプを軽くかける(コンプをかけることへの声質の変化を利用する)のが主流になってきてもいます。ジャンルによりますけどね!

○綺麗な声にする(イコライザー)
お次はコンプよりは変化がわかりやすいイコライザー通称EQです。
イコライザーとは低音や高音などを上げたり下げたりする作業です。
歌ってみたは伴奏と混ぜることがほとんどなので、声を録音したままでは他の楽器と音がぶつかってしまい濁って聞こえる現象が出てきます。基本的に低音部分は削って上げてドラムやベースに譲って上げましょう。逆に高音部分を少し強調してあげると声の抜けが良くなり歌が聴きやすくなる傾向にあります。高音にももちろん楽器がありますが、歌ってみたの伴奏は人間の高音にぶつかる音は左右に振ってて歌の邪魔をしない設計がされていることが多いのであまり気にしなくて大丈夫です。
※ここで大事なのはマイクや声によっては音が汚い帯域と言うのが必ず存在します。イコライザーで色んな周波数をまずは持ち上げて汚い声の部分を少し削る作業をしてから長所の帯域を持ち上げてあげると歌が綺麗に聞こえます。

また、人によってコンプやイコライザーを複数かけて更に歌に磨きをかける方も多くいます(と言うか上手な方はほとんどしています)。がエアプなのでざっくりやってみて気になれば複数かけてみて下さいね。

○その他の加工(これも大事)
まずは歌と伴奏のボリュームバランスをご自身の耳で判断しましょう。まだ全体的な音量は小さくても構いません、あくまでバランスです。最近の傾向としては歌が結構大きめに設定されているのが流行りですので、色んな音源を聴いてみて下さい。
バランスが取れたらYouTubeなどで他の動画と音量が極端におかしくても困るのでマキシマイザー(リミッターと言う時もあります)をかけます。
これは歌と伴奏の両方にかけるようにします(たまにマスタリング済と言う伴奏音源がありますが、その時は歌だけでも大丈夫と言うのは余談)
これをかけることでバランスはご自身の好みのまま全体的な音量を大きくすることが出来ます。
ただこちらも音を圧縮する工程ですので出来ればかけすぎないのが最近の流行りでもあります。曲調によっても変わってくるかと思います。まずはやってみて質感を確かめてください。音が大きくなることで耳障りな音も前に出てくるのでコンプやEQの調整に戻ることも多いですね。

○ディエッサー
これはサ行の子音など耳に痛い箇所を削ってくれる物です。基本的にはサ行の周波数を削るイコライザーの応用なのでディエッサーを無理に使う必要はありませんが使ったほうがめっちゃ楽できますw
歌い手さんの中にはサ行を強く発音せずに加工をやりやすくする歌い方もあったりで人それぞれですね。

○ピッチ補正
簡単に言うと音程がズレているところを修正する機能です。有料の場合が多いですが動画で上がっている歌ものはほとんでこのピッチ補正が入っています。操作が難しいのと時間もかかる作業なので詳しくは省きますが、せっかく録音した歌を綺麗に聴いて貰いたい欲があると思いますのでかけた方が安定します。音は波の集合体ですので綺麗な波に揃っていた方が聴きやすいですからね。とにかく音程は正しく!!と思ってらっしゃる方は、まずは自分で操作せずにピッチ補正だけでも外注して見るのはいかがでしょうか。ソフト高いのでw

○最後に
歌ってみたは声やニュアンスが命なので、歌い方の研究や機材を揃えることも確かに大切ですが、こんな加工の工程があるんだよと知るだけで歌い方が変わったり出来上がりを想像するだけでも楽しくなると思いますので、今回は歌とはあまり関係なさそうだけれどとても大切な加工編としてお話しさせて頂きました!!
私も著作権を勉強して最近歌ってみたに挑戦しているのですが、普段楽器も弾くもので人の伴奏に合わせるところから既に戸惑っているレベルなのでしたww
それではまた別の話題の時にお会い致しましょう!!
さよなら〜〜〜〜!!


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