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AGA予備軍必見!今日からできる12の対策

AGA(男性型脱毛症)とは、最も多い男性の薄毛の原因であり、日本の成人男性の3人に1人、約1,260万人がAGAだと言われています。

AGAは遺伝性だと言われており、親族(父親、祖父、叔父)に薄毛の人がいる場合、薄毛遺伝子を引き継いで薄毛になる可能性があります。

AGAは年齢が高くなるほど割合が上昇しますが、思春期を終えた10代後半から発症します。そのため、「まだフサフサだから」となんの対策もしなければ若ハゲになってしまう可能性もあります。

ここでは、AGA予備軍の人向けに、生活習慣を見直してできる12のAGA対策を紹介します。親族に薄毛がいる方などは是非参考にしてください。


今日から出来る12のAGA対策

AGAは進行性です。一度発症してしまえばプロペシア等の薬による治療を受けなければ薄毛はどんどん進行します。しかし、生活習慣を見直すことでAGAの発症を遅らせることはできます。

ここでは、今日からできる12のAGA対策を紹介します。

髪に良い食事、栄養を摂取する

髪の毛の成長には栄養が欠かせません。栄養は食事等から摂取し、血液に乗って頭部まで届けられます。

育毛には欠かせないと言われる栄養素は亜鉛です。髪の毛はケラチンタンパク質という成分に構成されているのですが、亜鉛はそれが合成される際に必要となります。

また、亜鉛にはAGAの進行に関わる5α-リダクターゼを抑える機能も持っています。5α-リダクターゼとは、テストステロンと結合してAGAの原因物質となるDHT(ジヒドロテストステロン)を生み出す酵素です。つまり、5α-リダクターゼの働きを抑制することは、AGAの進行を止めることになります。

亜鉛はビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がアップします。

食事で摂取が難しい栄養はサプリを活用する

一人暮らしで外食が多いなど、食事から亜鉛やビタミン類の摂取が難し場合はサプリメントの活用をおすすめします。髪の毛に必要な栄養素を月1,000円程度で手軽に効率良く摂取することができます。

タバコは吸わない

ハーバード大学の研究によると、喫煙者は非喫煙者と比べてAGAの原因物質であるDHTが13%増加するという結果が出ています。

また、喫煙は肝機能の低下と血管収縮を助長させます。そのため栄養が頭皮に伝達し難くなり、ケラチンタンパク質の生成に悪影響を与えるのです。

その他、

  • ビタミンCが大量消費される

  • タバコの煙は頭皮の水分を奪い頭皮環境を悪化させる

といったデメリットもあります。薄毛になりたくないのであれば喫煙はやめたほうが良いでしょう。

シャンプーを正しく選んで頭皮環境を整える

育毛において重要な頭皮環境はシャンプーで整えることができます。しかし、市販されているシャンプーであればどれでもいいというわけではありません。ポイントを理解し育毛に効果的なシャンプーを選択するのが大切です。

市販されているシャンプーは主に以下3つに分類されます。

  • アミノ酸系シャンプー・・・髪や頭皮に優しい天然成分配合

  • 高級アルコール系シャンプー・・・洗浄力が高くしっかり汚れを落とす

  • 石鹸系シャンプー・・・ある程度の洗浄力があり、頭皮への刺激の少ない

正しいシャンプーの仕方を身につける

ベストのシャンプーが見つかっただけではAGAの対策になるわけではありません。シャンプーを正しく使うことで、本来のスペックを引き出せます。

正しいシャンプーの仕方ですが、大まかに書くと以下の3ステップとなります。

  1. シャンプーを使う前に、3分程度の時間をかけてお湯で洗う

  2. シャンプーをを手の平で泡立て、指の腹で頭皮をしっかりと洗う

  3. ぬるま湯で5分程度の時間をかけてしっかりとすすぐ

ドライヤーの正しい仕方を身につける

シャンプー後に髪を乾かさずに放置すると雑菌が繁殖し、薄毛の要因となり得ます。そのためドライヤーで乾かすことをおすすめしますが、間違ったやり方では頭皮にダメージを与えることになります。

正しいドライヤーのポイントは以下の5つです。

  • 地肌はしっかり乾かし、髪は完全に乾かさない

  • 15~20cmほど離し、頭皮に近づけすぎない

  • 冷風を上手に使う

  • 同じ個所に長時間当てないようにする

  • ブラッシングは乾かした後で行う

正しい育毛マッサージ

髪の毛の成長のために必要な栄養素を届けるために頭皮の血流は大切です。育毛マッサージには頭皮の血行を良くするなど、薄毛対策として様々な良い効果があります。

しかし、自己流の間違った方法でマッサージをしている人も少なくありません。折角時間をかけて行っても間違ったやり方では効果はあがりません。

効果的な育毛マッサージのポイントは以下の3つです。

  • 1回5分程度、朝晩の1日2回

  • 入浴中や風呂上がりが効果的

  • 深呼吸をしながらリラックスして行う

薄毛に良いツボおし

薄毛改善には血流を良くすることが大切ですが、ツボを押すことで血行が良くなり、髪を育てるために必要な栄養素を毛乳頭に届きやすくします。

人の体には365ものツボがあると言われます。すべてのツボをおすことは大変ですが、薄毛に良いツボは10程度ですので、育毛マッサージと合わせて毎日の習慣にしたいところです。

効果的なツボ押しのポイントは以下の2つです。

  • 呼吸を意識する

  • 最も効果的なのは入浴時

育毛トニックで抜け毛予防

育毛トニックと言えば花王のサクセスが有名です。薄毛の原因であるAGA(男性型脱毛症)ですが、脱毛因子と呼ばれる「TGF-β」が髪の毛に対して脱毛の信号を送ることで薄毛になります。

サクセスには有効成分として「t-フラバノン」が含まれています。t-フラバノンはこのTGF-βの活動を抑える効果が確認されています。

育毛トニックの効果を高めるポイントは以下の3つです。

  • 朝晩2回、朝は整髪前、夜は入浴後に使用する

  • シャンプーで頭皮の皮脂汚れを落としておく

  • 育毛マッサージやツボ押しと一緒に行う

適度な運動は薄毛にも良い

適度な運動を習慣化すれば育毛が捗るのは間違いありません。運動によって血行が良くなれば、髪の毛の成長に不可欠な栄養が届き易くなるからです。

特に、全身を動かす有酸素運動がオススメだと言われています。ジョギングや水泳やサイクリング、激しい運動が苦手であればウォーキングでも問題ありません。長時間に渡って身体を動かし続ければ、育毛への高い効果を得られます。

ストレスは上手に発散

ストレスはハゲの主な原因ではありませんが、髪の成長に良くないことも事実です。ストレスを受けると交感神経が刺激されて血管が収縮し、血流が悪くなります。髪の毛の成長に必要な栄養は血管を通じて毛母細胞に送られるため、血流が悪くなれば髪の毛の成長を妨げることになります。

ストレスを発散することで脱毛症の予防や健やかな髪の成長を促すことができます。ストレス発散にはいくつかの方法がありますが、中には飲酒、大食いなど育毛にとって良くない方法もあります。

育毛剤は発毛目的ではなく育毛目的で使用する

育毛剤というアイテムがあります。注意しなければならないのは、育毛剤には既に減ってしまった髪の毛を回復させる効果がないことです。

髪の毛を元に戻す行為は、業界内で発毛と呼ばれています。あなたが育毛剤を使用するなら、対策の段階で行動を起こすべきです。ただし、発毛効果のあるアイテムを併用するなら、育毛剤を利用するのは問題ありません。

すでに薄毛が進行しているなら1日も早くAGA治療を受ける

前述した対策はあくまでも予防法であり、発症してしまったAGAの治療をできません。AGAが発症した場合には、早く治療を受ける必要があります。

AGA治療とは

AGA治療はプロペシア等の薬による治療です。AGA治療専門のクリニックや病院のAGA外来で薬の処方を受けることが出来ます。

そして、定期的に経過観察を行って貰えるので、AGAの進行状況やの毛の状態を正確に知ることができます。AGAは自然治癒があり得ないため、治療したい場合には不可欠なサービスです。

AGAは進行性

AGAは進行性です。治療を受けずに放置すれば薄毛はどんどん進行し、最終的にはAGAの影響を受けない側頭部と後頭部を残してツルツル頭になってしまいます。

ヘアサイクルは一生で40~50回繰り返しますが、AGAによってサイクルが短いと40歳くらいでサイクルが終了し、毛根が閉じてしまう可能性があります。毛根が閉じてしまうと薬による治療を行っても発毛は難しいと言われています。

50歳、60歳になってもフサフサな髪を維持するためには、AGAの症状が現れた1日も早く治療を受けることが大切です。

まとめ

以上、今日から始められる12のAGA対策を紹介しました。AGAが発症する男性は3人に1人です。必ず薄毛になるわけではありませんが、親族に薄毛の人がいる方などは対策を行っておいて損はありません。

また、AGAは進行性です。早期発見・早期治療をするほど治療費は安く済みますし、回復も早いです。

抜け毛が増えてきた、以前よりもボリュームが減った気がするなど、気になる点があれば早めにクリニックに相談することをおすすめします。

病院のAGA外来では初診料が必要ですが、AGA治療を専門に行っているクリニックであれば初回のカウンセリングを無料で行っていますので、気軽に相談してみましょう。

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