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旅が好きな人はカメラを本格的にやってほしいと言う話

旅ブログやInstagramなどをいろいろ覗いてみると、写真が撮って出しであったり、あれ?って思うことが多いんです。
見ててものすごいもったいないなあと思うので今日は旅が好きな人はカメラを本格的にやってほしいというテーマで書きます。
正確には本格的にとは、機材を揃えてってことではなくて、今ある機材で写真の撮り方を学べばかなり違う写真が撮れると言うお話です。

写真は旅の動機づけになる 

Instagramでインスタ映えがブームになり、インスタに載った観光地に人が押し寄せたのはご存知ですよね?
例えば岐阜のモネの池。Instagramでバズるまではただのきれいな池でした。今では駐車場も整備された立派な観光名所です。

始まりはInstagramで流れた写真。それが人を呼びさらに拡散されて人を呼ぶ。

すごいことですよね。でもこれはフォトグラファーの人たちが拡散したものなんです。

フォトグラファーと旅ブロガーの違い


フォトグラファーの特徴
・一箇所かその周辺に陣取ることが多い
・同じ場所でひたすらシャッターチャンスを待つ

旅する人の特徴
・1日の移動範囲が広い
・カメラは記録写真になりやすい

つまり写真に対する考え方が違うのだと思います。絶景写真を撮りたければ、朝か夕方。というカメラマンもたくさんいます。
つまりいい写真を撮るために行動パターンを決める人と、旅を主役にしている人ではやはり出来上がる写真が違うのも当然なのです。

旅をする人はいい写真は撮れないのか?

そんなことはありません!
ただし以下の4点を注意する必要があります。

旅をする人がいい写真を撮るコツ
①構図を一瞬で決める
②カメラの設定を知り尽くし、一瞬で最適な設定を見つける
③同じ構図で3枚以上撮らないと決める
④写真は現像しましょう

これをやれば旅行の行程に影響を与えずにクオリティの高い写真が撮れます。
①②は場数です。と言いたいですがこれはコツがあります。知りたい人は教えますが、場数が必要なのと、時間は多少かかります。

逆に言うとフォトグラファーは同じ場所に通い続ける傾向があるので、初物には弱いです。旅行で1日あちこちいきながら知らないところで構図を決め、クオリティの高い写真を撮るのは難しいかもしれませんね。

一般の旅好きの人は90点を狙えばいい

カメラを手にして、フォトグラファーを目指す人は満点を狙っていくのですが、普通の人でしたら90点の写真を目指しましょう。
90点なら普通に撮れます。
あといいカメラを買う必要もありません。何ならiPhoneなどスペックが高いスマホがあれば十分です。

逆に完璧を求めると機材にこだわり、シチュエーションにこだわらないとなかなか厳しいです。

せっかく旅に出るのならいい写真を残したい。いや残してほしいです。

旅ブロガーさんならshutterstockなどで写真は買わずに自分の写真で勝負したほうが、読者に分かりやすいし、説得力も出ます。オリジナルにこだわってほしいなと思います。






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