映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』感想 正しさではなく感情で殴られる一作【ネタバレあり】
詳しく書くことは避けていますが、読めば何となく解ってしまうのでネタバレ前提としております。映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』感想です。
30歳目前のキャシー(キャリー・マリガン)は、実家暮らしのカフェ店員。夜ごとクラブに繰り出しては泥酔したフリをして、性的な目的で近づく男に持ち帰られた後、行為直前にシラフの顔に戻って男をなじるという制裁を続けていた。
キャシーはある日、カフェにやって来たライアン(ボー・バーナム)と偶然再会する。ライアンは、キャシーが中退した医学部