映画『BLUE/ブルー』感想 青コーナーの視点から描く美しい悔しさ
男くさいけれども、とても繊細な作品でした。映画『BLUE/ブルー』感想です。
敗け続きのプロボクサー瓜田信人(松山ケンイチ)の所属するボクシングジムから、久々にスター選手が生まれようとしている。瓜田の後輩である小川一樹(東出昌大)は、その才能とセンスを如何なく発揮して、日本チャンピオンとなるのも目前となっていた。小川は、瓜田の幼馴染である天野千佳(木村文乃)との交際も順調で、瓜田はそんな2人を穏やかに見守る。だが、千佳は、小川の言動が若干おかしい事に一抹の不安を抱き始め