夫婦がうまくいかないのはお互いが成長するのをやめてハウス5,6にとどまってしまうから

 結婚自体がハウス7だからハウス5はとっくに抜け出してんじゃんと思うかもしれないですけど、現実的にハウス7的なパートナーシップを構築させてから結婚するカップルは少ないかと思います。恋愛、性愛、ときめき、結婚へのあこがれ(ハウス5的)、社会的な風潮による結婚への圧力、経済的理由(ハウス6的)などの人も多くいるのではないでしょうか。
 恋愛からの結婚(ハウス5的)をした後に、他人に合わせ生活を変えなくてはいけないことや、自分の要求がうまく通らないことに憤りを感じ、2年ほどで離婚したカップルを知っています。恋愛からの結婚は一般的ではあるし、それ自体は悪いことではないのですが、その恋愛感情やときめきにいつまでもすがりついていてはパートナーシップ(ハウス7的、結婚)の形成を妨げます。次のステップ、ハウス6の段階に行きましょう。恋愛で結ばれたけど相手の年収やお互いの生活リズムなどの社会生活を送る上で必要な要素を見てこなかったという人もたまにいるかもしれません。
 成長が必要です。お互がよりよく生活するために我慢や試練がくるときもあるでしょう。でもそれがあったとしてもお互いに心身を健康に保ち、前向きに生活していく人間性を持ちましょう。旦那さんの仕事が忙しくてかまってくれないからと言って拗ねてはいけませんし(自己中心的な愛、ハウス5的)、なんでお金をもっと稼いでくれないの?と憤慨してはいけません。今ある自分達の環境の中でしっかりと生活を心身共に健康に送りましょう。

 ハウス6的な結婚…例えば条件を吟味して相手を探すような婚活、社会的な見栄や立場から婚期を急がされた結婚でしょうか。ハウス5の結婚よりはお互いを一人の他人としてある程度客観的には見れるので気を遣足り、我慢したり、譲歩したりすることはできるでしょう。ただ、条件ではなく本当にその人を一人の個性のある特別な存在であるということを認識できているのでしょうか。「〇〇大学卒業、次男、年収1000万、…」だから結婚したのかもしれませんが、パートナーシップを構築するためには、相手の中身を知る必要があります。肩書は変化しますから、その肩書が変化したら離婚、というわけにはいかないでしょう。一緒に苦楽を共にする中で、肩書ではないその人を知る努力を行いましょう。

 ハウス7的にお互いをしっかり知り、尊重した結婚ならば続いていくものかなあと最近は考えてります。

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