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タオルの”臭いとり”には「熱湯で煮沸」「電子レンジ」「重曹」!イヤな臭いを簡単にとる方法とは?

1度ついてしまったらなかなかとれないタオルの臭い。

「ちゃんと洗ったはずなのに濡れるとイヤな臭いがする」

「何回洗ってもタオルの臭いがとれない」

と感じることも多いのではないでしょうか?


タオルのイヤな臭いの原因は、

「タオルに付着して落としきれなかった皮脂やタンパク質などの汚れと、細菌が分解する際に発生する臭気によるもの」

です。


↓こちらで詳しく解説しています↓


1度臭いがついてしまったタオルは、普通に洗濯しただけでは臭いの原因となる菌を完全にとりきることができません。
菌が増殖してしまうと、ただ洗って乾かすだけでは取り除くことができなくなってしまいます。

洗濯時のちょっとした手間や工夫である程度までは臭いにくくはなりますが、”臭いがついてしまった”場合はどうすればいいのでしょうか。

臭くなってしまったタオルの対処法。

それは「熱湯」「電子レンジ」「重曹」です。


タオルが臭くなる原因は、細菌が汚れを分解する際に発生する臭気によるものなので、細菌を取り除いて汚れを落とせば解決できます。

そのために効果的なのが「熱湯」「電子レンジ」「重曹」の3つ。

ガンコな汚れを落とし、細菌を除去することで、臭くなってしまったタオルをもとの状態に回復させ、気持ちよく使えるようにしましょう!

臭いがとれないからと捨ててしまう前にぜひ試してみてください。



タオルの臭いをとる方法①:熱湯で煮沸


最近の弱点はズバリ「熱」

「60℃以上のお湯につけましょう」


タオルのイヤな臭いの原因となっている主な細菌は「モラクセラ菌」と呼ばれる細菌です。

モラクセラ菌は60℃以上のお湯につければ、20分程度で死滅します。


<大きめの鍋を使用する>

大きめの鍋に、タオルの重さの10倍程度の量のお湯を沸かし、少量の洗濯石鹸または少量の酸素系漂白剤とタオルを入れて軽く沸騰する程度の火力で3~10分間煮ます。[水量目安:フェイスタオル1枚/1ℓ程度]

火を止めて冷ました後、通常の洗濯を行います。


<洗面器で行う>

洗面器などに沸かしたお湯を入れて、タオルをつけておきます。
お湯が冷めないように途中で差し湯をして、60℃以上をキープしてください。
このとき、熱湯を直接かけると生地を痛める恐れがあるので気をつけましょう。

[つけ置き目安:1時間程度]


お湯から取り出したら通常の洗濯を行い、すぐに乾かしてください。
濡れた状態で放置していると、再び菌が増えてしまいます。


汚れがひどくない場合は洗剤や漂白剤を入れなくても効果があります。

熱の力によって殺菌され、ガンコな汚れも落ちやすくなるため、においが無くなりまた出にくくなります。

ただし、加熱することによって稀に色落ちや変色が起こる場合があるのでご注意ください。


洗濯で落としきれない頑固な汚れは、熱を加えることで落としやすくなります。

この方法は特に油性の汚れに対して効果が高く、細菌によるにおいだけでなく、油脂分の酸化によるにおいも取り去ることが出来ます。

洗剤よりも石けんの方がおすすめな理由は、石けんは温度が高いほど洗浄効果が上がることに加え、泡を出す成分や香料などが配合されていないためです。


タオルの臭いをとる方法②:電子レンジで加熱


熱湯での煮沸同様、菌は熱に弱いので電子レンジでの加熱も効果的に殺菌できます。

タオルを水に濡らしてラップで包み、500Wの電子レンジで1分程度加熱します。
取り出して冷ました後、普通に洗濯を行うことでにおいを取り除くことができます。
ただし、タオル自体の汚れが落ちていないと再びにおいが発生することがあります。


タオルの臭いをとる方法③:重曹でつけおきする


熱湯での煮沸やアイロン、タンブラー乾燥機では高温により繊維を傷つけてしまったり、酸素系漂白剤を使うことにより色落ちしてしまったり、という心配もありますよね。

そんなときは重曹を使いましょう。

洗ったはずなのにタオルが臭うという時は重曹のつけ置きが効果的です。

また、つけ置きのため生地へのダメージを軽減することができます。


<重曹でつけ置きする>

①洗面器などの容器と重曹を用意する
②40〜50℃のお湯を容器に入れる
③お湯10ℓに対して大さじ1(約15g)の重曹を入れる
④重曹を混ぜて溶かす
⑤タオルを30〜1時間ほどつける
⑥洗濯して風通しのいい場所で干す


なぜ、重曹がいいのか?


重曹は、酸性の汚れに強い「弱アルカリ性」だからです。
イヤな臭いの原因となる細菌は、皮脂や油汚れが大好物。
皮脂や油汚れなら高い殺菌効果を発揮するためです。


タオルの臭いをとる方法<番外編①>:漂白剤を使う


その他にもタオルの臭いをとる方法があるのでご紹介します。
ご自身にとってやりやすい方法で試してみましょう。


<漂白剤で殺菌・消臭する>

40~50℃のお湯に酸素系漂白剤を適量入れて、タオルを20分程度つけておきましょう。
終わった後は、しっかりすすいでから干してください。
長時間つけすぎると繊維を傷めてしまいます。

塩素系漂白剤は、色落ちしたり繊維を傷めたりする恐れがあるので、注意が必要です。


【白物の場合】

白物のタオルの場合、洗面器などに溜めた水につけ置き規定量の塩素系漂白剤を入れて指定通りの時間つけ置きし、その後普通に洗濯を行います。

塩素系漂白剤の作用は非常に強力で、細菌も汚れも分解してしまうため、においはほぼ無くなります。

においがきつい場合は漂白剤の量を少し増やしても良いのですが、やり過ぎると生地が傷んでしまうので注意してください。

つけ置く時間は守ってください。つけ置き後は必ずほかの洗濯物と分けて単独で洗濯するようにしましょう。


【色柄物の場合】

色柄物の場合は塩素系漂白剤を使うことは出来ませんが、酸素系漂白剤が使えます。

給湯器で出せる最も高い温度のお湯を洗面器などに溜め、つけ置き規定量の酸素系漂白剤を入れて指定通りの時間つけ置きし、その後普通に洗濯を行います。

においが残っている場合は、もう一度つけ置きと洗濯を繰り返してください。

酸素系漂白剤はガンコな汚れまでは分解できないため、汚れが残ってしまうと再びにおいが発生することがあります。


タオルの臭いをとる方法<番外編①>:タンブラー乾燥機を使う


コインランドリーをはじめ、タンブラー乾燥機で乾かすのも効果的です。

60℃前後で乾燥させる家庭用の洗濯乾燥機に比べて、コインランドリーの乾燥機は約80~120度と高温なため、確実に菌を取り除くことができます。

においが気になってきたら、まとめてコインランドリーの乾燥機を利用してみるのも方法です。

また、タオルは型崩れや縮みの心配もないので、乾燥機で一気に乾かすのは効果的です。

タンブラー乾燥機であれば、回転しながら温風を当てるので、ふっくらとした仕上がりになる点も嬉しいポイントです。

ホテルで使われる業務用のタオルはタンブラー乾燥機で乾燥させるので、同じような上質感を味わうことができます。


1番大事なのは「素早く干して乾かす」こと


イヤな臭いの原因となっている細菌は、皮脂汚れや油汚れを好みます。
そして、その細菌は水分が多い時に増殖します。

つまり、タオルは汚れが残っていて濡れている状態が1番細菌が増えるタイミングなのです。

それを防ぐためにも、タオルはできるだけ早く乾く環境下でケアをすることが大事になってきます。

そもそも臭いが発生しないようにすることが重要ですが、少しでもイヤな臭いが発生しないような日頃のケアも必要になってきます。

汚れは時間が経つと落ちにくくなるため、使ったタオルはこまめに洗濯し、早めに汚れを落としてキレイな状態を保つようにしましょう。


まとめ


このように、タオルはちょっとしたお手入れであのイヤな臭いを和らげることができます。
イヤな臭いがするタオルよりも、やっぱりふわふわで清潔感のあるタオルを使いたいですね。

なかなか臭いがとれない時や、臭いがつかないようにしたい時などはぜひお試しください。



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