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一生いっしょに

この言葉の重みを十分理解できるほどには大人になった。
特に彼のような日本酒男子が放つその言葉は、重くて深い。


 
先日、寝入りばなによっぴが「俺はろっかのことめっちゃ好きやねんで」と言ってきた。
照れ隠しのために「どのくらい?」と面倒くさい女代表のような返しをしたところ、「一生いっしょにいたいって思うくらい」。
 
このとき、よっぴは睡眠薬が効いてふわふわとしていたから、重みは半減。だけど、こういう場面こそ本音が出る。
 
 
あまり覚えていないけれど、そこから結婚とか、犬を飼うとか、「俺が浮気したらー」とか、そんな会話をしたような。
「俺が浮気したらー」に対する、私からの回答は「一気に他人になる。できるだけ話したくないから、荷物どうしますか、とか事務的なやり取りしかしない」。「えー許してよ」なんて笑ってたけど。
私は、よっぴのことを大切にしているし、よっぴにも私を大切にしてほしい。それができない関係なら一緒にいる意味がない。
 
 
数か月前には、私が「よっぴとなら結婚したいよ」と伝えたら「え、今さら!? そんなん知ってる」と言っていたから、もうお互いにそういう認識。そうじゃないと同棲しないよなぁ。
 
 
一緒に住めたらじゅうぶんしあわせ!と思っていたけれど、今は家族になりたいと願うようになった。
「一生いっしょにいる」ことには変わりないのにね。私は欲張りだ。



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