【素朴なギモン】筋肉をつけたくない人には、タンパク質は不要?
筋肉を発達させるために、筋トレと同じくらい重要なことが『栄養摂取』。
なかでも、タンパク質をしっかりとることが、筋肉を大きくするためには重要なポイントになります。
じゃあ、筋肉を今以上に発達させたなくない人、大きくしたくはない人はどうでしょう?
筋肉で腕や脚が太くなってしまうのはイヤだから、筋肉はあまりつけたくないという場合、筋肉の材料となるタンパク質は「そんなに必要ないんじゃないか?」と思いませんか?
そこで今回は、タンパク質が筋肉を発達させたくない人にも必要なのか?ということについて書いていきます。
筋肉つけたくないなら、タンパク質は不要!…ではない!
結論からいえば、タンパク質は筋肉をつけたくない人にとっても絶対に必要です。
じつは、タンパク質は、筋肉だけの材料になっているわけではないんです。
タンパク質は、筋肉の他にも
・皮膚
・髪の毛
・爪
・臓器
・骨
などなど、体じゅうの組織の材料になっています。
つまり、たんぱく質が足りない状態が続いてしまうと、筋肉が衰えてしまうだけでは済まないんです。
・肌がボロボロになる
・枝毛が目立つ
・抜け毛が増える
こういった変化が起こることは、珍しいことではありません。
最悪の場合、健康状態にも悪い影響が出てしまうことさえあります。
もしあなたが「痩せたいから、必要以上に筋肉をつけたくない!」と思っていたとしても、タンパク質は毎日しっかり摂る必要があります。
食事制限中に陥りがちなタンパク質不足
とくに食事制限が原因で、タンパク質の量が減ってしまうことだけは避けなくてはなりません。
タンパク質量が不足しているのを無視し続ければ、先程書いたように、筋肉量が減るだけでなく、肌や髪にまで悪い影響が出てしまいかねません。
まずは1日に必要なタンパク質の量をきちんと摂取しましょう!
目安は、体重1kgあたり0.8〜1.0gです。
体重50㎏の人なら1日に40~50g、60㎏の人なら1日に48~60g程度が目安になります。
カロリーオーバーしない範囲でこのたんぱく質量を毎日とれるよう、普段の食事を見直してみましょう!