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川崎から都心への新アクセス鉄道は夢

川崎市営地下鉄という夢の終わり

川崎市営地下鉄という計画があったのを、みなさんご存知でしょうか。新百合ヶ丘駅で小田急多摩線と接続し、宮前平や等々力緑地、武蔵小杉を経由して新川崎、川崎まで地下鉄を作って、さらに京急大師線とも接続しようという川崎市民には夢の計画でした。

しかし巨額な建設費用や少子高齢化による利用者減が課題として取り上げられて、川崎市は2015年に計画休止を発表しました。そもそも論ですが川崎市民にとって都心へ通勤などアクセスが良くなることが1番のメリットですが、川崎駅方面へのアクセスとして地下鉄ができても魅力に感じなかったというのが正直な気持ちかもしれません。仮に京急大師線が羽田空港まで繋がるという話だったら、この計画はもっと前進できたかもしれません。

都営浅草線を延伸して利用できないものか

都営浅草線は多摩川を挟んで大田区西馬込まで来ていますが、80年代ごろまでは川崎市まで延伸しようという計画がありましたが、2000年には白紙撤回されました。それはそれとして、もしも西馬込から武蔵小杉やたまプラーザ、新百合ヶ丘付近まで延伸されたとすれば、小田急や東急などのバイパスとしての機能を果たせそうな気がします。

この計画案が仮に実現できたとしたら、小田急や東急沿線から新橋方面へのアクセスが可能性になります。川崎市が主導しようとした市内を縦断する地下鉄計画とは大きく異なりますが、沿線の市民には利便性はより現実的ではないでしょうか。

今後も人口増加傾向の川崎市

武蔵小杉をはじめ、東横線や田園都市線、小田急沿線では超高層マンションの建設計画がまだまだつづくため、まだしばらくは人口増加していきます。しかし南武線など駅を改良することも難しく、通勤ラッシュがさらに混み合うのは間違いありません。下手したら過剰な混雑によって事故が起きてもおかしくない状況になってます。

なんとか解決できる道を見いだして欲しいものですね。


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