振り返り、目標、自己の成長
12/7の記事です。7日目!
中学生の三者面談で
娘たちの学校の三者面談に行ってきました。
小学生は、日常の様子を共有して心配事ありませんか〜?とサクッと終わるのですが、中学生になると、本人がどう思ってるかをきちんと言語化を求めるというのが印象的でした。
この面談でのゴールは④で、ちゃんと自分が話したことを約束すること。
ただし、それに至る道として、娘に対して、自分の言葉で複数の観点から自分の意見を自分で述べることを求める先生の促し方が、とても印象的でした。
たとえば。
娘はいろいろとじっくりやるタイプ。毎日寝る時間が遅くなり、夕方机で寝る、というサイクルを繰り返していて、それは親から見てもいい状態じゃない。ちゃんと自己コントロールしてほしいと私は思っていました。でも、本人が納得しないことを指摘して親がやらせる、という構造ってどうなんだろう、と常々思っていて、やんわり指摘するにとどめていました。
そして、今日の面談では、自分から②で「寝るのが遅いのが悪かったです」と言いました。そのおかげで、④で「寝る時間を早くできるように工夫する」ということを先生と親の前で、自ら約束することになりました。
公言のちからって大きいですよね。明らかに自分ごとになる。
本人に言わせると、逃げられない状況で言わされたってことになるのかもしれないですが(笑)
課題への解像度をあげ、考える力
このプロセスを考えると、課題を言語化することや、その中身を具体的に状況を交えて説明する、ということで自分の中の解像度をあげて、その改善アクションを決めることが重要なのかなあと思いました。それは、中学生でも十分できるんですね。
なんでそれをしたの?なんでそう思うの?と小学生に聞くと、だいたい「わかんなーい」と言って逃げられます。多分そこまで考えてない。
中学生になると、大人と同じぐらいの解像度上げと、理由の深掘り、対策を考える事ができるようになっているのだと改めて思いました。
もう、大人はそれができるように質問をするだけで大丈夫なんだ。
いろいろと指摘しなくても、自分でわかってるんですね。それをうまく言語化できれば、自分で対応もできる。
手を差し伸べたい親としてはちょっとさみしいけど、成長してるんだなーとおもった面談でした。
中学生ができることは、大人もできるはず
ある時期を区切って、良かったこと・悪かったことの振り返りと、次の目標を決めることって、大人になるとあんまり機会がないです。仕事では評価のためにやるけど、自分のことをちゃんと考えるってやってないなーと思います。年始にちゃんと目標設定する人はできてるのかな。少なくとも私は一切できてませんね。
振り返りは課題を見つけることでもあり、避けたいことだなと思うんですが、娘に刺激をもらったのでちゃんと今年の振り返りと、来年の目標設定をやってみようかな、と思います。
大人も成長するのか
そういえば、人は何歳まで成長できるのかって学説を知って、驚いたことがあります。
つい最近まで、人は20歳で成長が止まり、それ以降は経験が積まれるだけだと言われていたそうです。
ただし、そんなことなくて、研究によって生涯を通して成長する能力があるとわかった。
私が生きている時代に、人間の成長は20歳で止まると思われていたというのはだいぶ衝撃です。私のことを、もう成長しない、経験しかない人だよね、って同僚や娘たちに言われてもおかしくなかったのか・・と思うと、怖い!
逆にいうと、ちゃんと大人も成長するんだから、子供たちよりもさらに自覚して成長していきましょうと気持ちを引き締めたいですね。そのためには、成長の糧とするために、課題を理解し、改善目標をたて、実践するのみ。成長止まるって言う事実がなければむしろ諦められたかもしれないけれど、やっぱり留まるよりも成長したいよね〜ということで、気合いれて、日々、がんばりましょうね。