空気のような言葉、薬のような言葉
体質に合う食べ物があるように、体質に合う言葉もあるのじゃないか
今まで生きてきて、空気のように無くてはならないものだったような気がするのは
池田晶子さんの言葉。
谷川俊太郎さんの言葉は、私に似ている人がいる、と強く感じさせられる。(これ友達に言ったらいつも呆れられる。表現することと感じることは違うし、感じるのは誰でもできるよ。といつも言うのだけど。)
それから、体質にあっているのか何なのかわからないし、文章の意味も全くと言っていいほど理解できないのだが、私を「治して」くれたのは
小林秀雄さんと言う人の言葉。何も感じなくなっていた頃、この人の文章を読み、月を見て美しいと思えた瞬間をありありと覚えている。
あ、そうだ瀬戸内晴美さんの描いた平塚らいてうさんにも、何か同じ種類の人間な部分があるような親しみを持った。(これも人に言ったら呆れられた)
それから、
坂口恭平さんの「自分の薬をつくる」という言葉。まだ本は読んでいないのだけれど、その言葉だけで何か感じるものがあるなあと思います。
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