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〝仕事ができる〟ってなに?

代表の白川ことニモ🐠です。

私の前職の商社では、よくこの言葉がとびかってました。
〝◯◯は仕事できるらしい〟

全く違う部署の、全く違う仕事をしてるのに、やたら出てくるこの言葉。
常々、私は疑問でした。
〝仕事できる〟って何?😑

同じ世界の中で成果が違うんだったらそれもわかる。
でも、業界も、扱う物も、仕事内容も全然違うのに、仕事できる、ってなんでわかるんだろう?🤔

それでも、同じ会社にいた時は、
社内で目立ってて、営業成績をあげてて、その人の部内からの評判が良ければ、仕事できるんだろうな、と思ってました。なんとなく。

でも、
脱サラして、業界変えて、経営も始めた今、
〝仕事できる〟の意味はやはり多様だと思うんです。

どんな〝仕事できる〟が世の中にあるのか?

例えば、営業
営業成績が良いことが一般的な〝仕事できる〟だけど、
新規開拓を任されたりすれば、ゼロから1を作り出す行為は、営業数字とは比較できないし、
受注した仕事をスムーズにまとめ上げる行為も、営業数字とは比較できない。
メーカーの営業マンは、マーケティングもできなきゃいけない。

例えば、経理
知識が豊富で、機転が利いて、集中力や処理能力が高いことが〝仕事できる〟の基準かもしれない。

例えば、ものづくりの現場
ものづくりスキルが高く、管理力も高いことが〝仕事できる〟の基準なのだろう。

難しいのは、

同時に複数の役割を求められたとき。

JOB型のスペシャリストも良いけど、
時には人手不足・資金不足の場面もあるし、新規プロジェクトの企画・監督やろうもんなら、浅くても広い知識が求められる。

いろんな〝仕事できる〟能力を同時に発揮しないと、物事を達成できないんです。

なので、適材適所は、言うまでもなく非常に重要だし、
一つの仕事で評価されないからと言って、その人が〝仕事できない〟と断ずるのはおかしい。
もし言うなら「この仕事は適していない」ということですよね。
また、〝仕事できる〟と評価するよりも、「こういう能力があの仕事に向いてる」が正しいのだと思います。

残念なのは

ひとたび、一つの組織に入って仕事を始めてしまうと、評価する人が他の分野の仕事を知らず、自分が知ってる世界でしか他人の仕事の評価を語れない、という現実。

そして、その組織にいる限り、他の〝できる仕事〟を見つけられなくなってしまうという罠がある、ということだと思います。

採用の時も、部署配属の時も、
適材適所を制することができれば、仕事を制す、なんでしょうね。難しいけど。

共通して〝仕事できる〟人の要素はあるか?

さて、
相手の能力の見極めが難しいときは、
きっと、このポイントに着目すれば良いんだと思っています。

やっぱりコミュニケーション力…

と言っても「コミュニケーション力」って何だよ?
と常々考えていますが、今のところ、ニモの考える定義はこんな感じ。↓↓↓

  • 相手の話を興味持って聞くことができる

  • 説明がわかりやすくて伝える力がある

  • 相手の立場や感情を読み取って表現(言い方)を工夫できる

  • まめ

コミュニケーション力は、どんな仕事でもつぶしが効く基礎能力であり、底力と思うんです。
コミュニケーション力だけあっても、〝仕事できる〟とはなれませんが、各仕事において〝仕事できる〟人は、等しくコミュニケーション力は高いです。

自分なりにまとめると


〝仕事できる〟とは
自分の能力・スキルに合った仕事を手にする力と、
コミュニケーション力
ということですね。

ちなみに、私ニモは、前職の商社マン時代も、今のアフリカ事業でも、コミュニケーション力、一本で闘ってる感じです。
日本人も、外国人も得意!!……なはず!

自信無いと起業と継続できないので、自分擁護発言、大目に見てくださいませ🙏

前職は褒めてくれる人もいましたが、今は代表になっちゃったので、誰も褒めてくれないので、ちょっと寂しいんです。。。

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