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グルテンフリー記録 KKRホテル東京のウエディングメニュー

先日、知人の結婚式に参列し、小麦アレルギーに対応したお食事を用意してもらいました。
すべてが美味すぎたので写真と共に紹介します。ありがとうKKRホテル東京

・オマール海老と帆立貝のマリアージュ サラダ仕立て
ソースに小麦が含まれていたのか、ソースなしで運ばれてきました。ソースの代わりにオリーブオイルと塩が用意されており、好きな量を自分でかけていただきました。
この時点で新郎新婦の入場を見て短い挨拶を聞いただけですが、早くも食事のことしか考えられなくなっています。

ディルって最高のハーブ

・アワビの蒸し煮 軽いトマトとパセリ入りバターソース
このメニューは通常メニューと同じと思われます。
通常メニューの人はバターソースをパンで拭うことができますが、小麦アレルギー対応としてパンではなくライスをご用意いただいたため、アワビを使ってすべてのソースを皿から奪い取ろうと夢中です。

この世で一番のバターソース

・かぼちゃのスープ
通常メニューは「カプチーノ仕立てのシャンピニオンスープ」でした。
通常メニュー勢が泡立ったスープをスプーンでつついて楽しんでいたことは覚えていますが、新郎新婦が何をしていたのかまるで記憶がありません。お色直しでしょうか?

コンソメの味が強めで濃厚

・平目のポワレ アロマソース
このメニューも通常メニューと同じと思われます。
先述のアワビ同様、パンでソースを拭う術が使えないため、いかに平目とソースを絡められるか、ひとくちごとに試行錯誤を繰り返します。

サヤエンドウが刺さっている人参色のピュレは人参そのものの味がする

・オレンジシャーベット
お肉の前にシャーベットが運ばれてきました。通常メニューと同じです。
このあたりで、お色直しを終えた新郎新婦が再入場してきた気もするし、友人のスピーチがあった気もします。シャーベットを数分放置せざるを得なかったが全然溶けなくて感動した、ということだけ思い出せます。

爽やかな酸味

・国産牛フィレ肉のグリル温野菜添え 3種のソースと共に
 <ポワブルノア・スミテーヌ・モンゴル岩塩>
通常メニューと同じと思われます。
運ばれてきた直後、新郎新婦との写真撮影が始まり、食事を中断せざるを得ませんでした。お肉が待ちきれず恋しい気持ちを抱えて撮影に臨んだため、笑顔が少しひきつってしまったかもしれません。

冷めても柔らかい肉

・クレームブリュレ バニラアイス フルーツ添え
通常メニューではチョコレートムースのところ、クレームブリュレに変更してもらいました。
新郎新婦による余興の最中に食べ進めるわけにもいかず、食べる頃にはバニラアイスが溶けてしまいましたが、ソースとしてフルーツに絡めていただきました。ひとくちたりとも無駄にしたくない、ただそれだけです。

卵のコクがたまらないクレームブリュレ

・ぶどうゼリー
ウエディングケーキの代わりに用意してもらいました。
新婦がご両親に宛てた手紙や新郎の締めの挨拶を真面目に聞かないわけにもいかず、ゼリーは式の終わりまで手つかずでした。退場のアナウンスと同時に、大急ぎで喉の奥に流し込みました。周りにどう見られているか、そんなことは二の次です。

でっかい巨峰がふたつもある幸せ

通常メニューと異なる部分が少なかったため、「アレルギー対応で人に手間をかけさせてしまっている」という罪悪感なしに、存分に食事を楽しむことができました。
でも、通常メニューとの差異なんて、KKRホテル東京においては気にすることではないのかもしれません。
すべてがあまりにも美味いので……

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