きょうくんの?
どうも、中村大樹です。失敗したら教訓を述べたら良いし、成功したら教訓を述べたら良い。大切なのは「どんな教訓を得たか?」という事。それは、どれだけ真実に近づいたのか?という事でもある。短期の失敗や成功にそれほど意味は無い。
今話されるほとんどは、短期の勝敗や成功か失敗かの話である。勝ち組負け組みとか。それはまぁ、必要なのでしょうけど。もう少し長期の視点が必要では?それが欠けていると、成功した後、失敗した後が見えない。成功して終わり、失敗して終わりのストーリーしかない。おとぎ話じゃないんだから。
いつまでも幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし。
おとぎ話と言えば、映画『すみっコぐらし』を観ました。かなり前からおススメされていたのに今更ですが、アマゾンのプライムさんで観られる様になったので。
はじめは子供向けの導入で進んで行くので、可愛いキャラクター達のほのぼのな日常とか、掛け合いとかでほわほわしていると、ただの癒し映画みたいになってしまいそうですが。
「ひよこ?」の正体がわかってからラストへかけての展開には、汚いおっさんも少し、いや、相当泣かされてしまいましたね。
人は誰しも物語の主人公であるとか、それでなくても主要な登場人物であると思いたがってしまう。
「皆そう思いたがる」
「自分探し」というのは、自分の役を探しているようなもの。それは既に存在する概念に、自分を当てはめようとしている。
でも、もちろん誰もが主人公になれるわけではなくて、むしろその役に振り回されてしまったりして。もしくは、主人公が多すぎてあふれたり。
今でも幼稚園では桃太郎が何人もいる劇をしているのかな?
それよりも大切なのは、自分が自分でいられる場所を探す事ではないか。みたいな事をおっさんに考えさせる映画。
個人的には『ぺんぎん?』が好き。いや、カッパなんだけど。自信が無いから自分探し中なんだそうだ。登場キャラクターがみんな陰キャなんだよな。リーダーシップ取ったり、ウェイ系でパリピなノリで、サークルの会長とかやりそうなキャラクターはいない。普通いないか。
そういえば、ウェイ系の主人公とかあまり見ないな。いても感情移入出来そうに無いが。
熱血系とパリピ系とウェイ系は少しずつ微妙に違う感覚。出世魚みたいなものかな?
ポケモンのサトシとかも熱血系以上のパリピ未満ぐらいじゃなかった?
主人公の器みたいなものがある。
まぁ、とにかく上映時間は65分なのですぐに観られます。
次は何を観ようかなぁ。
また次回。
100兆円欲しい