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【青ブタ感想】今日もどこかで新しい家族が生まれているのかもしれない【青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない】

本編を見て好きになったアニメは劇場版が公開されると結構見に行ってしまうタイプ。そんなわけで劇場版アニメ「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」を見に行ってきやした。

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」「青春ブタ野郎は夢見る少女の夢を見ない」「青春ブタ野郎はお出かけシスターの夢を見ない」に続くアニメシリーズとしては第4作目。このシリーズは毎回不可思議な世界の中で必ずと言っていいほど泣ける展開になるんで、今回もハンカチ持参で劇場へ。個人的には前作のお出かけシスターの話がだいぶ刺さったもんですが。

今回のストーリーは主人公の梓川咲太とその母親の話。期間が開いちゃったからうろ覚えでもあるんですが、確か咲太の妹である梓川花楓が中学校でいじめを受け不登校になり、その責任を感じて母親が不調となりしばらく入院していたという前提があったはず。そこで今回母親がようやく(2年ぶりくらい)退院できたんで妹と二人で会いに行こうというのが大まかな骨格。


映画としては比較的短編かつ話も複雑ではなく(婚姻届くらいか)これまでの咲太の苦労の最後の1ピースが埋まり報われるような内容であったなあという感想やねえ。これまでのシリーズほど涙だばだばじゃなかったけど、感慨深いシーンではあったなあ。

咲太自信もまだ高校生でありながら妹のお世話をしつつ自分の学生生活にも地に足付けて暮らしていたもんだから、知らず知らずのうちに親への甘えに蓋をしてしまっていたんだね。逞しい限り。桜島麻衣さんも一つ年上ならではの安定感を見せつけてくれた。

結局のところランドセルガールはどういう役割というか、なぜ出てきてなぜ麻衣さんの姿だったのか。その辺は良くわからんまま終わってしまったなあ。


それにしてもこの作品、神奈川の藤沢がメインが舞台だからいろいろ知っている場所がでてきて面白いねんな。横浜駅とかたぶんちらっとしか見えなかったけど、麻衣先輩の合格した大学は僕の通ってた大学と同じなのではなかろうか。

自分がある日誰からも認識されない存在になってしまったらどうしようね。タクシーとか乗って一日どんな動きをするのか見てみようかな。

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