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声を維持するために出来ること

人と話す仕事をしている私が、喉を大切にするために実行したことを書き留めます。


その日、朝起きたら声が出なかった。

正確にいうと、ささやき声しか出なくなった。

人と話す仕事をしているのに、声が出ないと仕事にもならない。人生で一番声が出ない体験。

声は復活するのだろうか…

ただの風邪だとお医者さんはいうけど、ただの風邪で、昨日まで普通に出ていた声がこんなに出なくなるものか?


こわい。


【考えた事】

さて、風邪じゃなかったとして、例えば何かの重大な病気とかだったとして、もし声が声が復活しなかったらどうしよう?

→今の仕事は続けられないな。好きな仕事なのに、残念。それはそれとして、これからどんな仕事ができるだろうか?

→『売る・作る・支える』の仕事のうち、売るはかなり厳しいかな。声が出ないと売れないよな。

作るだったらできるか?でも、今の製造現場も、コミュニケーション取れないと、厳しいよなぁ。ま、声が出なくても、出来るような、何かを作る仕事をしながら、文章を書くことを趣味でやっていくのも悪くないな。何とかなるやろ。


【原因究明】

なぜ、こんなに声が出なくなったのか?

いい対策を立てるためには、原因を知ることが第一。はじめに行った病院では喉の奥を見ただけだったけど、もう少し詳しい原因が知りたいな。

→いざ、耳鼻科へ

カメラで見てもらったところ、声帯が赤く炎症していることが判明。

ま、その炎症の原因は分からず。よそうどおりですが、仕方ないですね。

原因が分からないままで対策をしても方向性を間違うかもしれないものの、これ状の原因究明は無意味と判断して、『炎症への対処療法』と『風邪を原因と置いた対策』を実施することに決意。


【いざ、対策】

★耳鼻科で処方してもらった薬(炎症を抑える薬、胃腸薬)

★トローチ、ヴィックスのど飴

★乾燥対策

・加湿器が家にないため、濡らしたタオルを室内におく。

・マスク(口腔の潤い維持に有効)

・ぐっすりおやすみテープ(寝るときに口に貼るテープ。睡眠中の口呼吸を防止できるので、乾燥も防げる。)

・首を温める。(首を温めることと喉の状況改善に医学的な根拠にはないらしい。でも、温めた方がなんとなく気分がいいし、安心するから、その気分を優先する。)

・体を温める。(ユニクロのモコモコアウター最強。)

・水分補給(お湯を水筒に詰めて持ち歩く。熱々のお湯を魔法瓶に入れると、とても暑くて飲めないため、ミネラルウォーター・熱湯の半々で持ち歩くことに決定。)

・マヌカハニー(大好きで普段から舐めているけど、ちょっと量を増やしてみる。)


【今後の恒常対策に向けて】

私の部屋は、オフィスは、どれだけ乾燥しているんだろう?

そういえば、最近肌や唇も乾燥している。

アマゾンで『湿度計』を即購入。

(TANITAの湿度計は、お手軽価格で、時計・アラーム昨日や、湿度によって快適度マークまでつく優れもの。)

計測の結果

→家は、湿度40%はだいたい超えている。タオルを干したり、お湯を沸かしたりする事で50%も超えている。そんなに乾燥状態ではなさそう。

→オフィスは、時間によっては40%を切っている。むしろ、40%を超えている時間が長い!


・・・湿度計で測ることで、乾燥の実態が明らかに。オフィスでのマスク着用と水分補給が有効な対策のようだ。

やっぱり数値で把握すると、納得感を持って対策を立てられると実感。


先日読んだ『常在菌』の本で、育菌には、乾燥は大敵であると書いていたな。

乾燥対策などしなくても、ありのままの環境で健康に生きられれば、それが一番いい。ただ、すでにコントロールされている都市に住んでいる今、そのコントロールされている環境がどのようなものなのかを知り、より良くしていく工夫は必要だ。

環境を知り、コントロールする。

声の大切さを知るとともに、環境への理解や意識も強まった、今回の体調不良経験に感謝。



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