手間の魅力
本が好きで気づいたら新しい本が仲間入りしている。
小説や医学書系が多かったけれども、最近はFACTE FULNESSやなるほどデザイン、生きるように働く等様々な分野の本も読むようになった。
本を読むと、特に単行本には必ずと言ってよいほど、"読者カード"が挟まっている。そしてハガキには、本のタイトルや購入日・購入場所、感想などを書き、切手を貼って投函するよう書かれている。
QRで読み込みこみ何かを入力するのではなく、手書きで情報を記し、切手まで貼って出す必要がある。正直めっちゃ手間がかかる。
でも、手間って本当に悪いものなのだろうか?
手間がかかってまでも、送られる感想にはきっと素敵な想いが詰まっているのではないだろうか。そして、書き手側にとっても、手書きの温もりを感じる、思い出す瞬間となるかもしれない。
普段、手間は悪いものだと決めつけがちである。
でも手間だからこそみられるもの、感じられるものもあるはず。
効率性だけれはなく、手間の魅力についても考えることで、生活はもっと豊かになるのではないだろうか。
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