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言葉にすることの大切さ

ここ数日、夏バテなのか単に忙しかった反動なのか、寝落ちばかりしていた。
今日は台風だし、家にいなきゃだし、一回リセットしよう。
そう決めて、帰宅後は仕事せずにダラダラ。

映画の余韻に浸りたくて、"天気の子"の小説を読みながら、改めて世界観を振り返る。小説は映画と異なり、一人称で個々の心情が言葉で描かれなながらストーリーが進行していく。映像で表現されていた世界観が言葉で示されていく。

あのリアルで、でもどこか現実離れした世界観を思い出しながら、理解したつもりでいた高穂の陽菜の須賀さんの夏菜の凪の、みんなの感情はごく一部だったのだと改めて気づく。

思えば私たちの日常でも、相手の心の中は読めない。表情や動作で伝わるものはあるけれども、結局は発言したもの・ことしか伝わらない。
それなのに、私たちはやはり相手の気持ちを分かったつもりになっている。

映画も小説も素敵だったけど、それ以上に日常でみえていることはほんの一部だってことを改めて認識するきっかけになった。

蔑ろにしがちだけれども、ちゃんと言葉にすることを意識していきたい。

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余談だが...小説 天気の子のカバーには素敵なサプライズがあるので本書を取られた方は要チェックしてみてください。
こういう小さな心遣いって、人の気持ちを動かせられるから素敵。

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