見出し画像

18きっぷ旅:瑞牆山(読めない)

次の18きっぷ旅はどこに行こうと考えていて、たまたま瑞牆山みずがきやま。読めない)に触れている記事を読み、難易度と面白さのバランスや、18きっぷ旅に距離がちょうど良さそうなので行ってみることにした。

計画

瑞牆山へは、まず都心から山梨県の韮崎駅まででだいたい3時間半、さらに韮崎駅からバスで70分、2060円で登山口の瑞牆山荘に着く。山に行こうとすると駅からバスがないこともあるのでありがたい。

瑞牆山荘からは、山頂まで往復するコースと、途中の分岐からぐるっと回って反対側から登って降りてくるコースがある。(ざっくり)

単純な往復が苦手なので、周回コースにしたい。コースタイムを調べると瑞牆山荘からの周回だと7時間かかり、始発で行って10時過ぎに登りはじめても、終バスの16:30に間に合わない事になる。それはまずい。

そこで、一旦保留して、往復コースと周回コースの分岐までにかかった時間で決めることにした。ひとまず始発でゆくことは決まった。

始発で出発

4時過ぎに起きて、服装や水分、食事などもろもろの準備をして、5時に家を出る。

道中長いので途中で寝られるといいなと思っていたけど甘かった。
お盆を終えた週末、松本行きの電車は端っこに乗っても乗車率90%くらいで、座席は満席、つり革が少し余るくらいだった。真ん中の方の車両は推して知るべし。乗客の3割くらいは山登りの格好だった。

高尾や大月、甲府などで人を吐き出しながら韮崎に着くと多くの人が降りる。バス停も並んでいる。整列や案内のためのバス会社らしき人もいて、バスは増便があって、この時期は毎週末こうなるのだなとわかる。

バスでは運良く座れて、少しうつらうつらする。しばらくの山道を経て、到着。トイレや準備運動を済ませて出発。

本当は登山届を出すべきだったのだけど、全然準備していなかった(よくない)。オンラインで出せるようなので次回は出したい。

みずがき山荘〜分岐

石が多めの林道といった感じ。途中で山頂が見える。岩だらけで荒々しい。

最初の分岐までにかかる時間で今日のスケジュールが決まる。急ぎすぎるとかえってスケジュールを測りかねるので自分のペースを保ちつつ、さくさく登る。

はたして、コースタイムの半分ちょっとで登れた。安全に見て7割としても、周回コースを行けそうだ。でも、この判断が少し甘かったとわかるのは少し後のことだ。

山頂へ

しばらくはなだらかな林道で、日差しと木陰のバランスがちょうどよく、歩きやすい。

途中にはなぜか芝生がふさふさと生えてるところもあった。

芝生を過ぎるとひたすらに登りだ。途中に川や滝があるけど、見晴らしはほとんどない。何度か川を渡るところがあって、青さにみとれる。

そしてとにかく岩が大きい。

途中には多くのボルダーがいた。

時おり足を止めて息を整える。血がどくどくと脈打つ音が聞こえる。

途中、2回道を間違えそうになった。運良く気づき、地図を確認し、戻って登り直す。登山道は落ち葉が少なく、木の枝がまばらなことが多い。違和感に早めに気づけて良かった。一歩間違えれば遭難である。

ルートを間違えるなんて思ってもみなかったので、計算外のタイムロスだ。バスに間に合うのだろうか。

それからしばらく、片足スクワットをえんえんと続けるような、岩の多い山道を登り、ロープや鎖、はしごのある急な岩場を抜けるとようやく頂上だ。

見晴らしがとてもよい。

下山

休憩をしつつ、時間を確認する。
14時。終バスには余裕をもって着けそうでほっとする。
欲を出して、一本前のバス(15:20)に乗れるかもと思い、急ぎ降りることにする。(本当のところ、こういうのはよくない。焦りは怪我のもとだ)

登りと同じく、岩がゴロゴロしている。

急いで急いで、途中で道を間違えた。
明らかに足元が落ち葉でふかふかしすぎている。周辺を確認し、登山道を示すカラーテープが巻いてあるのが見えたのでそちらに戻る。今日何度目かの冷や汗だった。

富士見平小屋に着いたのは15時前で、残りのコースタイムや疲労を考えると急がない方が良いなと思い15:20のバスは見送ってのんびり降りることにした。下山して瑞牆山荘で食べたソフトクリームは美味しかった。

久しぶりの山登りでした。
18きっぷ残り2回、どちらも山に行こうかなと思っているところ。

サポートありがとうございます。 面白いイベントに足を伸ばしたり、本を買ったり、ライブに行ったり、楽しいことに使います。面白かったことはまたnoteに書きます!