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花の種からチャレンジ!

彼が蒔いた花の種が芽を出した。
上手くいっても数個芽を出せばいいほうだろうと予想していた私は、驚くと同時に、もしかすると夏には花でいっぱいの庭になるかもしれないという期待を膨らませている。

種より苗の売り場のほうが圧倒的に広い

「今年は種から育てたい」
トライアル(大型スーパー)に買い出しに行ったら、陳列された野菜や花の種の前で彼がそう言った。「え?種から育てるのは難しいよ」と私が眉間にしわを寄せつつ値段にちらりと目をやると、1袋100円~300円。苗を買うより安上がりだ。

種より苗が高いのには理由がある。
ある程度の大きさまで育った元気な苗を植えたほうが、成功率が高いからだ。種を発芽させるのが簡単なら、みんな種を買うだろう。
実際には、苗を買う人のほうが断然多い。ホームセンターでは種より苗の売り場のほうが圧倒的に広い。

花にいたっては、苗というより既に花をつけるくらいまで成長したものを買うのが一般的だ。

種から育てるメリット

それは「苗より安上がり」の一点につきる。
私たちは結局その日、花と野菜の種を何種類か買った。帰って開けてみてビックリ、ものすごい数の種が入っていた。思わず「おぉ~!」と声を上げたほどだ。

ミニトマトの苗は、1本200~300円くらいする。1袋100円ちょいのミニトマトの種の数は、少なくみても100粒はある。この種すべてが無事に成長したとすれば、ちょっとありえないレベルのコスパ!
けれど、そう上手くはいかないからこの値段なんだろうな、と思っていた。

芽が出た!感動っ!

正直な話、一つでも芽が出ればラッキーだと思っていた。
野菜の種は0.5~1センチ程度の深さ(品種によって深さは違う)に埋めて、花の種は「土の表面に蒔いて上から圧力をかける」だけ、なんてのもあった。

表面に蒔いただけのやつなんて、永遠に芽は出ないだろうな。
本気でそう思ったし、彼にも「芽が出なくても落ち込まないでね」と念押し。この種のために新しいポットを大量にアマゾンで取り寄せ、ウキウキしながら種を蒔く彼の姿を見た後で、そう念押しするのは多少胸が痛んだのだけど。

結果はトップの写真のとおり。
芽が出ました!(驚)

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上の写真は赤花カスミ草。
サイズ感が上手く表現できてないけれど、とにかくマイクロ級の小ささ!

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これはスイートピー。

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これはヘブンリーブルー。
買った花の種の中で一番大きかっただけあって、芽も大きかった。

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これは姫金魚草。
金魚草の花の大きさからは想像できないマイクロな芽。

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そしてこれがミニトマト。
いつも苗で買うあの姿と別物みたい。でも、雑草ではなくミニトマトの芽だ(トリプルチェック済み)。


種が発芽するのがこんなに感動的なものとは知らなかった。
これからどこまで成長できるかは未知だけど、ものすごく感動したから、今後どう転んでも「種を買ってよかった」と言える。

ただ、今年の野菜もぜんぶ種から育てているから、野菜だけでもしっかり育ってほしいというのが本音だったりする。

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