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イタグレ飼い主のテレワークに潜むギックリ腰の危険性

ぴょんは4月8日(水)からテレワーク中だ。
イタリアン・グレーハウンド(通称イタグレ)1匹を飼っている私は、テレワーク10日目でギックリ腰ぎみになってしまった(悲)。

ベッタリが大好きなイタグレ

イタグレは基本、飼い主にベッタリ引っついて離れない。
ソファーに座ればすぐに膝の上に飛び乗ってきて、そのままスヤスヤ。
キッチンで料理をすれば、足元にピタッと寄ってくる(が、料理中は構ってもらえないと知っているので、満足したら離れてくれる)。
上着の中に潜り込むのが大好きで、季節を問わずカンガルーの親子状態が頻繁に発生する。

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テレワーク中も当然、この事態は変わらない。
デスクに向かいPC作業をするかたわら、膝の上(そして上着の中)でイタグレが爆睡。
それがギックリ腰への落とし穴なのだ。

膝の上&カンガルー親子状態の落とし穴

一度でも膝の上に犬を乗せたことがある人は経験済みだと思うが、膝の上は面積が狭く、かなり不安定だ。
その面積いっぱいいっぱいに居座るイタグレは、人間がちょっと動くだけで膝から落ちそうになる。そこですんなり飛び降りてくれればいいけれど、落ちまいと踏ん張って居座り続けるのがイタグレ。

結果、イタグレにめっきり溺れてしまっている飼い主は、少しでも膝の上の面積を広くしようと、腰を後ろに引き気味に座る努力をしてしまう。
これがマズい。
知らず知らずのうちに、腰への負担は蓄積していく。

カンガルー親子状態は、上着がイタグレを包んでいるから、飼い主が座る姿勢は特に影響しない。ある程度浅く座っても、上着がガッチリ包んでくれるのだ。
ところが、カンガルー親子状態は、飼い主が猫背になってしまう。
平均で5~6キロあるイタグレが上着の中にいるだけで、上着の背面の生地が体にかける圧力はかなりある。それも、カンガルー親子を続けている間じゅう、圧力はかかり続ける。

ちょっと姿勢に気を付けようと背筋をまっすぐ伸ばすと、上着の中の面積が狭くなってイタグレが圧迫されるから、飼い主はそれを避ける――つまり、ずっと猫背で過ごす。
これは本当によくない。

軽いのに重いイタグレ

ちょっと抱っこするだけなら、小型犬の上にスレンダーなイタグレは軽い。
が、実際は5~6キロあるということを忘れてはいけない!
ずっと膝の上に乗せたりカンガルー親子状態を続けていると、ジワジワと腰に負担がかかっていく。

イタグレとテレワークの共存

「じゃあ膝の上に乗せなきゃいいじゃん」と思ったアナタは甘い。

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こんな風に、膝の上にあごを置いて「膝の上に乗せてちょうだい」とせがんでくると、どうしても拒めない。
可愛すぎるだろ!
しかも、なかなか諦めない。
しばらくせがんだ挙句、足元付近で丸まって座る姿を目撃した時には、思わず抱えて上着の中に入れてあげてしまう。

そこで、私はこんな解決策を見つけた。
まず、要求どおり膝の上に乗せたり上着の中に入れてあげる。
そこで15分も過ごすうち、イタグレは爆睡し始めるから、頃合いを見て近くに用意していたベッドにそっと移動させる。
移動させる過程で目を覚ますが、とりあえず満足しているようで、文句を言わずベッドで寝てくれるのだ。


発見した解決策のおかげで腰への負担は減っているはずだが、すでにギックリ腰ぎみなため、今は長時間すわっておくことができない。
それでもイタグレを憎めないし、近くに用意したベッドに移動させるたびに胸がギュッと締め付けられる。
可愛すぎるのだ、イタグレちゃんは!

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