電気化学の勉強
こんにちは。
少しは基礎を固めないと…、ということで電気化学の本で勉強を始めました。
本はある全出版の基礎化学コース『電気化学』を読んでいます。
読書メーターのレビューを見る限りは入門書として良さそうで、サクッと読むつもりで読み始めました。
ただ、化学の基礎が全く失われてしまっていることが判明したので、少しずつ読んでいこうと思います。
進捗
1章「電気化学系の姿」、2章「物質のエネルギーと平衡」、3章「標準電極電位」まで読みました。
章末の演習問題は2章まで解くことが出来ました。
感想
読むだけであれば、それなりに理解したつもりで進められました。
今のところ、本当に入り口のところで、標準生成ギブスエネルギーや電極電位など、大学の頃に習ったのであろう単語を改めて勉強することが出来たのは良かったですし、ウェット系のプロセス(の実験)を経験したことで、当時に比べてかなり理解が深まったと思います。
一方で、演習問題は簡単ではなく、おそらく本文を読むよりも時間がかかってしまっていました。
電気二重層に溜まる電荷量の計算や、溶解度積と反応ギブスエネルギーから飽和溶解濃度を求める計算は書かれている通りにやっているつもりでも計算が合わず、ネットで色々調べながらなんとか答えることが出来ました。
対数や指数を含む計算は有効桁数や僅かな計算ミスで大きく結果が変わってしまって、電気化学の世界のスケール感をなんとなく感じることが出来ました。
今後も少しづつになりそうですが、本書をベースに勉強を続けたいと共います。
今日は以上です。