ロータリーエンコーダについて調べた
こんにちは。
仕事の同僚と話をしてる中で、「ロータリーエンコーダってなんだ?」となったので、少し調べてみたことを書いておきたいと思います。
調べる前のイメージは、つまみを回すタイプのスイッチをイメージしていました。
調べてみるとあながち間違っていないので、自分のセンスはなかなかだな、と思ってしまいます。
ロータリーエンコーダ含め、エンコーダについては、旭化成エレクトロニクス㈱のHPに分かりやすく記載されていました。
回転を測定するセンサー
要するに、回転する動きをデジタルに変換する電子部品のようです。
測定原理は何種類かあるようです。
光を使うタイプ
磁気を使うタイプ
電磁誘導を使うタイプ
市場
市場規模については無料で見られるデータがあまり見つけられませんでしたが、2020年頃で3億7200万ドル程度とのことです。1ドル128円で計算すると476億円で、だいたいスーパー玉出の売上くらいの規模感です。
あまり大きな市場ではない気がします。
用途としては、やはり産業用ロボットが多い印象です。
回転と言えばモーター、モーターと言えばロボットやEVを思い浮かべます。
そういう意味では、今後もニーズが無くなることはないように感じます。
メーカー
エンコーダという広い範囲で見ると、電子部品を広くやっている企業の名前が出てきます。
ロータリーエンコーダに限ると、オムロン、日本電産やキャノンの子会社、小野電機、多摩川精機といった企業名が出てきています。
どこがシェアが高いとかっていうデータは見つけられなかったんですが、なんとなくオムロンとかアルプスが強そうな先入観を持ってしまっています。
今度会社のマーケティングのデータを探してみようかなと思います。
製品としては、回転を測定するというシンプルで底堅いニーズの部品ですが、部品単体だと他社との差別化が難しいように感じます。
ニュースサイトやGoogle Scholerでも検索してみましたが、新しい構造や原理の研究開発よりも、ソフトと組み合わせた用途開発や測定データの解析技術に関する記事が多い印象です。
「ロータリーエンコーダ 新技術」で調べると、小さい会社が検索上位に出てきたのが面白いと思いました。
大企業が大量して安いものを供給する一方で、ニッチな分野に関しては小回りの利く企業が活躍するのかも知れまs年。
まとめ
今回はロータリーエンコーダについて調べてみました。
理屈は単純ですが、現代の製造産業を支えているキー部品であるというのは感じました。
こういう電子部品は身の回りにたくさんあるんですが、何かのきっかけがないと知ろうとも思わないものが殆どです。
それでも、こういう部品を見つけるとうれしくなるので、また別の部品を見つけることがあれば、調べてみたいと思います。
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