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【学会誌】表面技術業とSDGs
こんにちは。
『表面技術』2022年12月号を読み始めたので、備忘録的に記録しておきたいと思います。
12月号の特集はカーボンニュートラルに貢献する表面技術です。
今回読んだ記事のタイトルは、『表面技術業界におけるSDGs』で、著者はコラボ・コンサルタントの町田浩一さんです。
記事の内容
タイトルには表面技術業界とありますが、中小企業がSDGsの取り組みを行うにはどうすればいいかということを書かれています。
基本的な論旨は、これまで続けていた仕事をSDGsの枠組みで捉えなおせば、既に何かしら取り組んでいる場合がとても多い、というものです。
また、SDGsを始めるためのステップも説明されています。
自社の業務の洗い出しをして、SDGsに当てはまるものを見つけたら、それを中心に推進するというもので、マンパワーの少ない中小企業でもSDGs企業の仲間入りをすることが出来ると感じました。
表面技術業界では水資源やエネルギー節約が重要
『表面技術』に掲載されているので、一応表面技術業界についても書いてあります。
以下の項目が記載されていますが、基本的にはISO14001などの環境監査を受けている企業では取り組んでいる内容だと感じました。
水の節約
化学物質の使用削減
省エネ
廃棄物削減
作業環境の改善
ISOを取得していない中小企業でも、節約や省エネは少なからずやっていると思われるので、何かしら引っかかりそうです。
カーボンニュートラルとSDGs
最近は、カーボンニュートラルという言葉が出てきてSDGsの影が薄くなっているという話も書かれています。
著者によると、政府はSDGsとカーボンニュートラルを別々に定義しているみたいです。
ただ、推進する企業からすると枠組みは違えどやることは同じ、ということで、記事からは「流行りの言葉に上手くついていけばいいよ」というような意味を感じました。
ここに関してはとても共感できます。欧米や政府がいろいろ言いますが、継続して推進していくことに意味があるかと思います。
(IoTとかindustry4.0とかもそんな気がします)
今日は以上です。
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