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野球で胸に打球が当たって

5月の半ばくらいにこんなニュースが出てきました。

『試合で胸に打球受けた部員 死亡』

このニュースを見た時に詳細が出ていないので勝手な事は言えないのですが『心臓震盪?』と思ってしまいました。

心臓震盪をまとめた資料を載せておきます。(上の画像)

簡単に言うと、健康な人でもあるタイミングで胸に衝撃が当たったら心室細動になるよって話です。

臓震盪起こる確率ってものすごく少ないと思います。ただ、起こるときは起こってしまう。

そう考えると若い子は心肺蘇生法の対象にならないという考えはやっぱり違うのかなと思ってきますよね。

では、若い子(赤ちゃん・子供)はどういった時に心肺蘇生法の対象になりえてしまうのか。

若い子で心臓疾患という事もありますが、割合的に言うと心臓が元気であっても急に何かが起こって意識がなくなってしまい心肺蘇生法を実施するという事が多いです。

言い方を変えると『不慮の事故』です。

0~14歳までの不慮の事故の多い順はこんな感じです。


このランキングを見ると交通事故が多いですが、その次に来るのが溺水か窒息。この2つは明らかに呼吸が出来ていない状況です。

そうなると意識がなくなることもあるので心肺蘇生は必須です。

子供を守るために子供を守る知識もつけていきましょう!!

こういった呼吸が出来ない事によっておこる事を『非心原性』と言ったりもします。

次のメルマガは非心原性についても少し触れてみます

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