見出し画像

子供への心肺蘇生法とAED

先日AED関係で幼稚園に行ってきました。なんか幼稚園って行くと元気をもらいます。

そこで、『あれ?あの話メルマガでしてなかった気がする』と思い本日このテーマでお話しします。

簡単に言うと子供と大人では胸骨圧迫の方法もAEDのモードも変わってきますよという話です。

上の図を見てください!!

この図が胸骨圧迫と人工呼吸の『乳児』と『小児』に対してのやり方が記載されているものです。

私たちは一般的に大人でのやり方を学びますが、子供は大人ほど体がしっかりしていません、ですので少し変えてあげる必要があります。

乳児とは1歳未満、乳児とは大体16歳までといった認識になるかなと思います。押す所も少し変わり、押し方も変わります。胸骨が大人ほど丈夫じゃないのでその部分を配慮したような形です。

コロナ渦になって人工呼吸は避けてもいいですよ的な通知が出ましたが、子どもに対しての人工呼吸は大人よりも有効的であるといわれています。

知っている方もいると思いますが、あらためて上の図を見てもらえたらうれしいです。そしてAEDの使い方も大人と子供で変わってきます。

先ほど言った胸骨圧迫と人工呼吸は『乳児』・『小児』・『成人』という区分けでした。AEDは『未就学児』『成人』という区分になります。

ややこしいですよね。(しょうがない。。)

未就学児という言い方は実は少し前に変わったもので、その前は小児っていってました。ペーパークラフトAEDも、しれっとスイッチの表記変わってるんですよ♪

未就学児という言い方になったので、何歳からなのかが分かりやすくなったのですが改めて言うと年長さんまでが未就学児モードで、それ以上が成人モードです。

いま『モード』って言いましたが、AEDによってはパッドを変えるパターンもあるので未就学児用パッドと成人用バッドという言い方もあります。

じゃあ、倒れている子供がいます。『年長さん?小学一年?』ってなったらどうするか。。この場合は成人モードでお願いしますというのが今の考え方になっています!!

こどもに使うなんて考えたくもないですよね。

でも子供で怖いのは心臓病よりも、誤飲と溺水です。

こういった情報は持っていただけると嬉しいです!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?