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4学年差姉妹の話

7歳3歳の娘たちは、4学年差です。
4学年差のメリットとしては、高校受験や大学受験が同時にかぶらない、制服などをお下がりとして使える、小さいうちはギリギリ一緒に遊んでくれる……といったところでしょうか。

6月生まれ、3歳8ヶ月の二女は4月から幼稚園。トイレも着替えもほぼ一人でできるのに、下の子はいつまでたっても赤ちゃん感が抜けないのはどうしてでしょう。

長女は1月生まれ。1歳で保育園、3歳2ヶ月で幼稚園に入園、3歳6ヶ月の時には妹が生まれてお姉ちゃんになりました。

癇癪が強くて感情を爆発させて怒ったり、教室を飛び出したり、椅子にじっと座っていることができなかったり……
正直、よそのお子さんと比べて「育てにくい」と悩んだことも一度や二度ではありません。

かたや妹は自由気まま、好き放題。生まれた時から姉がいる状況で、何をするにも姉を優先することが多かったせいか「わたしを見て」アピールがすごくて姉に負けず劣らず気が強い。
それでもちゃっかり甘えてくるところは、さすが末っ子。

長女は、今の二女の年齢の時にはすでに「お姉ちゃん」になっていて、その頃のママは新生児(妹)のお世話に追われていたんだよな。

育てにくい、わがまま放題と思っていた長女も、赤ちゃん感が抜けない今の妹と比べると、ものすごくけなげに頑張ってくれていたんだなぁ……と改めて気づきました。

我が家は私も夫も末っ子なので、誰も「第一子」の気持ちをわかる人がいません。一人目の子として生まれてかわいがられていたのに、ある日いきなり「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」の役割が与えられるのだから、なかなか大変ですよね。

実際問題、兄弟姉妹をみんな同じように育てられるかというと、状況が違うのでどうしても違いは出てくると思います。それぞれ我慢させることもあるし、個々の違いが「長子っぽい」とか「末っ子タイプ」といった性格を形成する一端になるでしょう。

姉と妹の性格の違いを考慮しつつ、それぞれの個性を伸ばせる子育てをしていきたい、と思うのでありました。


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