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なんだ、プレモルってちゃんと美味しいじゃん。 1000BeerChallenge(4/1000)

■アンチ・サントリー

個人的なイメージなんですが、サントリーって莫大な広告費で顔面ひっぱたいてくる感じなんです。サントリー・モルツがアサヒのスーパードライに対抗したテレビCMが恐ろしく豪華だったことで幼心に植え付けられた恐怖心だったのかもしれません。
その後もサントリーの世論操作上手なイメージは消えず、ボウモアラフロイグその他いろいろ買収からの一斉値上げ、ハイボールブームと『マッサン』でのウィスキー枯渇、ウィスキーもろもろノンエイジ化、山崎なんて値段倍以上になってるじゃん、という主にウィスキー方面での恨みも重なり、いつのまにやらアンチ・サントリーとも言えるほどひねくれておりました。


■[beer004]プレミアムモルツ

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そんなこんなで、選択肢がある場合にはサントリーのビールはほとんど飲んでいませんでした。どうしても嫌というほどではなかったんですが、もともと苦めのラガーが好きだったこともあって、モルツじゃないんだよなあと思い込んでいました。

しかしビール1000種チャレンジでサントリーほどの大手を避けるわけにはいきません。
久しぶりに買うか、あれ、普通のモルツってなくなったんだな、また高単価路線爆進しおって、とか心の中でブツブツは言っていましたが。

結果としては、飲んでみたらちゃんと美味しかったんですけどね。


■ビール情報

名称:プレミアムモルツ
メーカー:サントリー
産地:日本
タイプ:ピルスナー
アルコール度数:5.5%
価格:230円くらい
入手場所:スーパー

原料は麦芽100%、以上!
という謳い文句は前身のモルツと同様。そして天然水使用、ということでプレミアム感をつくっている。


■味わいメモ

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外観:明るい金色
アロマ:フローラル。麦っぽい。
味わい:麦っぽい甘さ。フルーティな熟成香。ホップの苦味。
ボディ:ミディアム

色からしてピュア感をアピール。綺麗な澄んだ感じ。
とは言えじっくり飲んでみたら、とても華やかで豊かなフレーバーでした。香り高い麦の甘みと、熟成香がふわっと来る。でも苦味も意外としっかりしていて。味わい深いじゃないですか。
スーパードライのように喉越し一辺倒でもないし、キリンのクラシックラガーのように苦味重視でもないし、なんとなく物足りない気がしていたのが、飲み方の問題だとわかりました。もうしわけありませんでした。

好き度:★★★

これはこれでひとつの基準になる一本ですね、ということで。


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ビール代になります。