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ヤッホーブルーイングの黒ビールは初のポータータイプ。東京ブラック 1000BeerChallenge(73/1000)

■黒ビールおさらいアゲイン

昨日も黒ビールをおさらいしましたが、もう一度。
黒ビールの主な種類には、シュバルツ、デュンケル、ポーター、スタウトがあります。

・シュバルツ
ロースト麦芽を下面発酵したもの。
ロースト麦芽→香ばしい。
下面発酵→すっきり。

・デュンケル
ダークモルトを上面発酵。
ダークモルト→甘い。
上面発酵→香り豊か。

・ポーター
ロースト麦芽を上面発酵。
ロースト麦芽→香ばしい。
上面発酵→香り豊か。

・スタウト
ローストしたペール麦芽と、焦がした大麦を上面発酵。
ローストしたペール麦芽と焦がした大麦→香ばしくて苦い。
上面発酵→香り豊か。

という違いがあったわけですが、日本の大手ビールメーカーの黒ビールはシュバルツが多いようです。ラガーやピルスナーが多いのと同じで、わりとすっきり路線がメイン。
スタウトと言えばギネスがありますが、ポーターとデュンケルはわりと珍しいみたいです。ポーターはアメリカのメーカーに多くて、デュンケルはドイツなのかな。


■[beer073] 東京ブラック

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しかし、日本にもポーターがありました。さすがヤッホーブルーイング。ちょっとずらしたところを攻めてくる。


■ビール情報

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名称:東京ブラック
メーカー:ヤッホーブルーイング
産地:軽井沢
タイプ:ポーター
アルコール度数:5%
価格:300円くらい
入手場所:ビックカメラ


■味わいメモ

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外観:濃い黒。
アロマ:ローストした麦。コーヒーかカカオのような香り。
味わい:ローストした麦。熟成香のような甘さ。トースト香もあるような。
ボディ:フルボディ。

濃い黒っていうと黒に濃いも薄いもあるんだろかって気がしますけれど、でもエビスの黒に比べると濃いって印象だったんです。
香りも、ローストした麦と、同じく麦からきてるっぽい甘みに加えて、なんとなくコーヒー豆やカカオのような甘い香りがします。炒ったような感じ。
味わいは意外とシンプルな印象。何が強いということはなく、麦っぽさと苦味がじわっときて、若干こってりしたコーヒーみたいなコクがでてくるかな、という感覚。

好き度:★★★★

やはりシュバルツよりも香りが豊かなのかな。ローストした焦げ感がちょうどよく、穏やかに流れていくようなイメージです。


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ビール代になります。